【多気郡】斎宮歴史博物館は十七日から、明和町竹川の同館速報展示コーナーでミニ展示「初期斎宮〜その成果と展望〜」を始める。刻書がある須恵器のかめなど約十五点が並ぶ。観覧には常設展の観覧料(一般三百四十円)が必要。会期は五月七日まで。  飛鳥・奈良時代の初期斎宮は、平安時代に碁盤目状の方格地割を造営した地域の西側に位置し、同館南側に広がる。斎宮跡の発掘調査が最初に着手された場所で、斎宮跡解明の端緒となった遺物が多く見つかっている。  復元建物がある史跡公園「さいくう平安の杜」に代表される平安時代より古い斎宮成立期に当たる。伊勢神宮を整備した天武天皇が斎王として伊勢に派遣した娘の大来皇女(おおくのひめみこ)らが暮らした。  一月三十日から三月三日までの平日、同館近くで進めている国史跡斎宮跡第百八十九次調査の発掘現場を公開する。参加無料。