盛岡市中野の岩手銀行茶畑支店の現金自動預払機(ATM)から多額の現金が抜き取られた事件で盛岡東署は22日、窃盗の疑いで、同行元行員で本籍秋田県、住所不定、無職の容疑者(24)を逮捕した。逮捕は8月19日に300万円を盗んだ容疑だが、ATMからは9月上旬までにほかに900万円が抜き取られており、同署は容疑者がこれらの犯行にも関与した疑いがあるとみて調べを進める。  逮捕容疑は、8月19日午後3時39分ごろ、当時勤務していた同支店の旧店舗のATM内から300万円を盗んだ疑い。容疑者は容疑を認めている。  犯行は今月5日朝、同支店のポストに「ATM2台で計1200万円が足りないと思うが、自分が横領したものです」などの趣旨の書き置きがあるのを支店長が発見して発覚。容疑者は翌6日付で懲戒解雇となった。  容疑者は5日以降、行方が分からなくなっていたが、東京都内にいるという情報を得た同署員が22日正午すぎ、品川区内の娯楽施設内で同容疑者を発見し、逮捕した。