盛岡市の県営球場で22日に行われた第69回秋季東北地区高校野球県大会決勝で、不来方は盛岡大付に0―9で敗れたが、初の準優勝と躍進した。部員減少により選手は10人ながら、人数不足を感じさせない活躍を見せた。選手は自信を得るとともに、センバツにつながる東北大会(10月14〜19日、山形県)へ一層のレベルアップを誓った。  今大会は20人が登録できるベンチ入り選手の半分で戦った。道具の運搬やベンチの掃除も全員で行い、少人数を一人一人がカバー。「グラウンドで戦うのは9人」とハンディをものともしなかった。  快進撃を小山健人監督は「見えを張らずにできることに取り組んできた結果」と語る。走者を置いての守備練習など人数を要する練習ができない分、新チームは打撃練習に特化。「打って勝つ」をテーマにバットを振った。  決勝で安打を放った岩間龍輝選手(1年)は「一人一人が役割を果たせば勝てることが分かった」と自信を深め、小比類巻圭汰主将(2年)は「準優勝は自信になったが、まだまだ力不足。負けないチームをつくりたい」と挑戦を続ける。