一関市消防団(大森忠雄団長)に、市内在住の専門学校生と高専生8人が入団した。消防団活動をした学生の功績を自治体が認証する学生消防団活動認証制度が始まって以来、県内では初めての入団。市消防団は同制度の浸透を図るとともに、若者の入団希望者を掘り起こす考えだ。  同市千厩町の一関東消防署(菅原実署長)で12日辞令交付式を行い、同町の寮に住む国際医療福祉専門学校一関校救急救命学科の1年生7人に、佐藤文橘市消防団副団長が辞令を手渡した。今月下旬に初任団員研修を行い、2月以降団員として本格的に活動する。  7人はいずれも救急救命士や消防士を目指しており、そろいの法被姿で真剣な表情で辞令を受け取った菅野哲也さん(24)は「分からないことばかりだが一生懸命学びたい」、中野美悠さん(19)は「消防団で学んだことを将来に生かしたい」と気持ちを引き締めていた。  同市消防団は定員2900人に対し団員は2731人(昨年12月31日現在)にとどまり、中でも20代以下は約150人と担い手不足と高齢化が進んでいる。同市消防本部は同制度導入後、市内の短大や専門学校などにPR活動を行っていた。