産後、頭痛に悩まされるママは少なくありません。今回の相談者もそんな一人です。5か月目から始まった頭痛は徐々に痛みを増してきて、半年たった今では寝込むほど痛むと悩んでいます。どうすれば改善できるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

産後の体調についての相談:「産後のひどい頭痛、どう対処すべき?」


『産後5カ月目頃から激しい頭痛に襲われるようになり、日に日にひどくなっている気がします。ズキズキ痛む程度だったのが立っているのが辛くなり、そのうち座っているのも辛くなりました。半年経った今では横にならないと辛い時があり、子どもが泣いていても構ってやることができません。周りからは「肩こりが原因では」と言われますが、そうなのでしょうか。マッサージや休息で和らぐものなのでしょうか。(20代・女性)』

原因はさまざま。なぜ頭痛が起きているのか突き止めて

頭痛はさまざまな原因によって起こります。まずは原因を突き止めましょう。頭痛日記をつけてみては、との意見もありました。

『産後の頭痛には、偏頭痛と緊張型頭痛があります。偏頭痛の場合はホルモンバランスの変化によるもの、緊張型頭痛の場合は骨盤の歪みによって神経が圧迫されたり、血行が悪くなって起こる場合や貧血や睡眠不足によるもの、また肩こりが原因で起こる場合もあります。(産科・婦人科医師)』


『頭痛はいろいろな要因によって起こります。身体疾患の症状、身体機能不全の表れ、心理的負荷の身体症状などが考えられ、肩こりもそのひとつです。まずは何によって頭痛が起こっているのか、原因を特定することが大切です。(臨床心理士)』


『頭痛日記をつけるなどして、頭痛がよく起こる時間、身体の調子、状況といったパターンを分析し、場合によっては専門家の手を借りて、原因を探る必要があると思われます。その後、頭痛が起こる原因を取り除く、あるいは頭痛が起こる原因に対処するとよいでしょう。(臨床心理士)』


原因に合った対処法で改善を心がけて。場合によっては受診も

肩こりが原因ならストレッチをしたり、骨盤の歪みが原因なら骨盤矯正体操をするなど、原因に合った対処が大切です。場合によっては病院に相談しましょう。

『肩こりが原因であれば、肩こりを和らげるマッサージや運動を、葛根湯などの漢方薬の服用も効果があるでしょう。(臨床心理士)』


『対策としては肩こりをほぐし、軽いストレッチなどで血行をよくしてください。お子さんが寝ている間は、お母さんも横になって休むようにしましょう。ストレスを溜めないようにして、短時間でもいいのでリラックスできる時間を作ってください。(産科・婦人科医師)』


『産後の骨盤矯正体操は行いましたか。産後半年を過ぎると骨盤が硬くなって矯正しにくくなりますから、整骨院などで矯正してもらってください。頻回に頭痛がするようでしたら、産科の医師に相談してください。授乳中でも服用できる頭痛薬を処方してくれるでしょう。(産科・婦人科医師)』


産後の頭痛はさまざまな原因から起こります。まずは原因を突き止め、原因に合った対処で頭痛を改善していきましょう。あまりにひどいようなら、病院に相談しましょう。