2人目が生まれると育児も2倍になり、日々の慌ただしさから体調を崩すママもいます。今回の相談者もそんな一人です。里帰りから戻ってからは2人の子どもの面倒を見ながら家事をこなす毎日で、頑張ってはきたものの、疲労のあまり、休養を取らざるを得なくなったといます。日々の生活の中で疲れはどうカバーすればよいのでしょうか。専門家に聞いてみました。

産後の体調についての相談:「家事と育児に追われて疲労困憊です」


『2人目を出産し1カ月間の里帰りの後は、子ども2人の面倒をみながら家事をしていました。母乳育児だったため、食べても赤ちゃんに栄養を持っていかれる感じで、ビタミン剤などのサプリメントも効果がなく、義母に育児と家事をお願いして、しばらく休養をもらうことになりました。育児疲れはどうすればカバーできるのでしょうか。(40代・女性)』

出産育児は母体の大きな負担。一人で頑張りすぎないで

妊娠出産や母乳育児が母体にもたらす負担は、想像以上に大きいものです。家族に協力を仰いで、一人で頑張りすぎないようにしましょう。

『妊娠出産、母乳育児は、考えられている以上に身体的に負担がかかります。相談者様は40代ですから、その身体的負担はかなりのものでしょう。まずはできる範囲で身体的負担を減らすことを工夫しましょう。夫や親御さんなど身内からのサポート、保育園やファミリーサポートといった社会からのサポートを得ましょう。(臨床心理士)』


『小さいお子さんを抱えての育児や家事は、本当に大変だと思います。一人で何でもこなそうとせず、ご主人やご家族にも協力してもらってください。家事で手抜きできるものは手を抜きましょう。宅配サービスを利用すれば、買い物に行かなくてすみます。料理はできる時に多めに作って、作り置きをしましょう。 (産科・婦人科医師)』


できるだけリラックスタイムをもうけて。栄養補給は漢方薬で

あれもこれもと考えず、区切りをつけることが大切です。休める時は休んで、リラックスタイムをもうけましょう。バランスのとれた食事をし、栄養補給には漢方薬が効果的です。

『家事をしながら好きな音楽を聴いたり、短時間でよいのでリラックスできる時間を作って、気分転換してください。お子さんが昼寝をする時は、お母さんも一緒に横になりましょう。時には、お子さんを預けて一人で外出してもよいですし、ママ友とお茶や食事をして、ストレスを発散させてください。(産科・婦人科医師)』


『食事はタンパク質やビタミン、ミネラルなど、バランスのとれたものを摂るようにしてください。あれもこれもしなければと思うと余計に疲れますから、今日はここまでと区切りをつけることが必要です。(産科・婦人科医師)』


『栄養補給としてサプリメントを利用されたとのことですが、身体的不調や疲労感には、全体的に身体機能を整え、活性化させるような漢方薬の方が効果的かと思います。(臨床心理士)』


頑張るママはあれもこれもやらなくちゃと思いがちですが、上手にリラックスすることが大切です。今日やるのはここまでと区切りをもうけ、家族にも協力を仰ぎましょう。