眼科のドクタ―によると、目はアレルギーを起こしやすい場所です。中には体質的に結膜炎を起こしやすい方もいます。注意していても結膜炎を繰り返す場合に考えられる理由と予防策について、専門に意見を聞いてみました。

30代の女性からの相談:「清潔にしているのに結膜炎になるのはどうして?理由と対策を教えて!」


『結膜炎になりやすくて困っています。普段から症状が出ないように気をつけています。自己流の予防ですが、前髪は目にかかりにくいようにし、部屋はこまめに掃除をしてハウスダスト対策もして、メイクも刺激の少ないものを選び、アイシャドウも粉飛びしにくいものを使用しています。にもかかわらず、どうしても結膜炎になってしまうことがあり、痒みが本当に辛いです。その度に眼科を受診していますが、予防方法があればぜひ教えてください。(30代・女性)』

異物や雑菌が目に入ることで結膜炎に。思い当たるクセはない?

結膜炎を起こす原因物質には、細菌やウイルスなどの他に花粉などのアレルゲンがあります。これらの物質が目に入らないよう防ぐことが重要です。思いがけないクセが、目を刺激している場合もあります。

『結膜炎に何度も繰り返してかかってしまう人は「クセ」が関係していることがあります。クセの場合は自分で無意識にしているので、気がつきにくいです。目尻や目頭を触ってしまったり、目・まぶたをこするクセがあれば、触るたびに結膜炎になるリスクにさらされています。結膜炎はアレルギー物質や異物、ウイルスや雑菌が入らなければ発症することは基本的にはありません。(看護師)』


『アレルギー性結膜炎でしょうか?アレルギー性結膜炎は、目の表面にアレルゲンが付着することで、目の充血やかゆみなどの症状が現れますから、こまめに掃除したり、花粉を避けることが大切です。なるべくアレルゲンを避ける必要があります。(医師)』


目に刺激を与えないことが大切。予防はまず医師に相談してみること

化粧品やアイメイクの方法、外出から帰った時の手洗いの習慣などももう一度見直してみましょう。目はデリケートな場所です。ちょっとした習慣を変えることで目への刺激を無くすことができるかもしれません。

『化粧は刺激が少ないものを選んでいるということですが、それでも刺激になっているかもしれません。可能であればアイシャドウなど瞼のキワに化粧をするのは控えたほうがいいかもしれません。(看護師)』


『花粉症でしたら、花粉症対策の眼鏡を使用し、外出後はうがいや手洗いとともに、目も洗うようにしてください。かゆみがあっても目を擦ったりせず、冷たいタオルで目を冷やしてみてください。眼科でアレルギー検査は行ったでしょうか?ハウスダストなのか、花粉なのかアレルゲンを特定した方が、対策しやすいです。症状が出る前に予防薬を使用することもできますから、医師に相談してください。(医師)』


細菌や花粉は目に見えないので、結膜炎の原因を特定するのは難しいですね。しかし予防のためには、原因を特定することが解決の近道です。日頃のクセや習慣を見直すと同時に、眼科で相談なさることをおすすめします。