アデノウイルスはプール熱とも呼ばれ、夏に子どもの間で流行する感染性です。熱や喉の痛み、結膜炎などの症状が現れます。アデノウイルスは感染力が強いのが特徴ですが、家族内での感染を防ぐ対策について専門家にお聞きしました。

ママからの相談:「親がアデノウイルスに感染。子どもにうつさないため気を付けることは?」


『先日上の子が学校で、アデノウイルスに感染しました。今は熱は治まり、目ヤニと充血だけで回復してきましたが、今度は私が発熱しおそらく感染してしまったようです。下の子(5 歳)は、元気な様子でまだ感染してる兆候はないです。感染していない子との接触は避けるべきでしょうか?炊事や、食器洗い、洗濯なども感染している間は控えたほうが良いでしょうか? その他、気を付ける点があれば教えて下さい。(30代・女性)』

家族にうつさないようにするには、接触を控えるのがベスト!

ママがアデノウイルスに感染してしまった場合、感染を防ぐには接触を極力控えるのが一番です。アデノウイルスは解熱しても2日間は感染力がありますので、もし協力してくれる方が身近にいる場合には、この方法が最も効果的です。

『お子さんはまだ小さいようですのでお世話も必要ですし、全く関わらないということはほぼ不可能に近い状況だと思います。「感染している間は家事を控えたほうがいいか」についてですが、もし代わりにしてくれる人がいるのであれば、家事もお休みすることがベストです。(看護師)』


『家族内に感染者がいる場合、なるべく接触を避けることが大切です。しかし、小さいお子さんがいてお母さんが感染したのでしたら、無理なこともあると思います。料理をしないわけにもいかないでしょうから、ウイルスを拡げないように対策を行う必要があります。(医師)』


ウイルスを子どもに感染させないために、ママが万全の対策を!

アデノウイルスは、手や口、目、鼻から感染が広がります。ウイルスは目に見えませんから、幼い子どもが自分で予防するのは難しいでしょう。マスクや手袋を使用して、ウイルスを拡散させないようママがしっかりと対策しましょう。

『口や鼻の粘膜、咳による飛沫感染が主な感染経路なのでマスクを着用してしっかり手洗いを頻回に行うことで、感染のリスクはかなり軽減されます。しかし目や鼻、マスクに付着したウイルスが手に付着してそれをまき散らすことも考えられるので、注意が必要です。タオルの共有や衣類を一緒に洗濯するのもやめましょう。予防はとにかく手洗いとうがいです。(看護師)』


『料理をする時はマスクを着用し、使い捨ての手袋を使用してください。洗濯物は、排泄物や痰や鼻水がついたものは別に洗いましょう。コップや箸、タオルなどの共用は避け、ママは最後に入浴してください。水周りの除菌、乾燥を心がけ、電気のスイッチやリモコン、水道の蛇口など家族が触れる部分は、除菌シートやスプレーで除菌してください。家族全員が手洗いやうがいを行い、日頃から感染予防を心がけてください。(医師)』


アデノウイルスは夏場に注意が必要な病気です。感染力が強いので、日ごろから手洗いやうがいを心掛けましょう。家族の誰かがかかった場合には、感染が拡がらないように対策しましょう。