年齢を重ねると、女性はだんだんと妊娠の確率が下がるといわれています。また、一度流産を経験すると、妊活を続けることが不安になることもあります。40歳のプレママからの相談に、医師と臨床心理士からのアドバイスとは。

プレママからの質問:「40歳で流産しました。もう妊娠は諦めたほうがいいのでしょうか」


『40歳主婦です。先月妊娠が分かり順調に経過して心拍の確認までできたのですが、9週目に心拍が止まり流産してしまいました。先日堕胎手術をしたところです。先生から手術後は妊娠しやすくなると言われましたが、40歳を過ぎると卵子の老化は避けられないので流産の確率も高いとも言われました。家族からは身体の負担も考え、無理しないほうがいいのではないかと言われています。諦めたほうがよいのでしょうか。(40代・女性)』

早期の流産は少なくありません。自分を責めないようにしましょう

早期の流産の場合、胎児側に原因があることが多いそうです。また、流産後の処置として掻把術を受けた場合、3回目の生理がくるまで妊活は控えたほうがいいようです。

『早期の流産は、決して少なくない確率で起こり、なかなか防ぐことが難しいものです。ほとんどの場合、染色体異常など、胎児側に原因があるために起こります。(臨床心理士)』


『女性は流産すると、自分に原因があったのではないかと自責しがちですが、決してお母さんのせいではありません。(臨床心理士)』


『医師の言うように自然流産でしたら、流産後は妊娠しやすいと言われていますが、掻把術を受けた場合は、少なくとも3回目の生理が来てから妊活した方がいいと言われています。これは心身共に休む時間が必要であるということです。(産婦人科医師)』


まずは心身をしっかり休めることを優先しましょう

30代後半を過ぎると妊娠の確率は下がり、流産も起こりやすくなります。妊娠を諦める必要はありませんが、まずはダメージを受けた心身を癒すことを優先させましょう。

『30代後半になると、卵子は綺麗な円形ではなく、楕円形やいびつな形のものが多くなりますし、遺伝子が何らかのダメージを受けていることが多くなります。30代後半以降、妊娠の確率は下がり、流産の確率や、先天性異常を持つ子どもが産まれる確率が上がます。(臨床心理士)』


『過度にそれらを恐れたり、妊娠を諦める必要はありませんが、客観的情報としてその事実を知っておくべきかとは思います。(臨床心理士)』


『年齢を重ねると、卵子が老化し妊娠しにくくなったり流産しやすくなります。流産してまだ心の傷も癒えていないと思いますし、焦る気持ちも理解できますが、まずは心と身体を休めましょう。(産婦人科医師)』


『流産すると自分を責めたり、次も流産するのではないかという不安が起こります。流産は誰が悪いわけではありませんので、気持ちをリセットして、前向きに取り組める準備ができてからチャレンジしてみましょう。(産婦人科医師)』


妊娠を諦める必要はありませんが、流産の処置の後は、焦らずに心身を回復させることを優先させた方がいいようです。30代後半は妊娠の確率が下がり、流産や先天性異常を持つ子どもが生まれる確率が上がることも覚えておきましょう。