出産でゆるんだ骨盤を元に戻すために、産後整体に通うのも一つの方法です。骨盤矯正には時間がかかるケースが多いため、自分に合った方法を見つけましょう。ここでは、整体で骨盤矯正を行なう際の注意点をご紹介します。

整体で効果が出るのは産後6カ月間頃

骨盤は産後から次第に妊娠前のように硬くなっていくため、なるべく骨盤が柔らかい初期のうちに矯正した方が効果が高いようです。整体で効果が出現れる目安としては、産後6カ月頃といわれています。しかし、骨盤は一度施術を受けただけでは矯正前の状態に戻ってしまうため、効果を持続させるためには定期的に施術を受けることが大切です。自宅から通いやすい整体院を見つけ、自分のペースで続けられるよう工夫しましょう。
整体で受けられる骨盤矯正は、身体の一部を押したりさする方法が中心です。マッサージのように身体の表面を大きく撫でるのではなく、骨盤に正しい位置を覚えさせるように特定の姿勢をキープしたり、身体の一部に手を当てたまま動かさないなどの施術が行なわれます。強い力や急な動きが無いため、痛みはほとんど感じません。カイロプラクティックのように、骨をポキポキと鳴らす施術もありません。
 

産後の骨盤矯正はどこに通えばいい?

整体は、整体院や整体を行なっているクリニックなどで施術を受けることが出来ます。産後の骨盤矯正に特化した所もあれば、一般の人が通う所で産後の骨盤矯正も合わせて提供している場合もあります。骨盤矯正そのものは原因にかかわらず同じ症状のため、受けられる施術に大きな違いは無いようです。サービス内容や料金、アクセスなどを比較しながら自身が通いやすいと感じる場所を選びましょう。
産後に整体を受ける際に特に注意したい点が、費用です。整体は一部で保険適用になりますが、骨盤矯正を目的とした整体は自費診療となるケースがほとんどです。そのため一回の施術費は5000?8000円程度と割高で、初診料として別途費用がかかる場合もあります。ただし、費用がかかるからといって一度しか施術を受けないと骨盤が元に戻ってしまうため、効果が持続しません。何度も整体を受けられない場合には、骨盤矯正ガードルなどを使って、効果を持続させるセルフケアを行ないましょう。
 

産後直後の整体はNG!産褥期を過ぎてから

産後の骨盤矯正は骨盤が柔らかいうちに行なうことがポイントですが、産後直後に整体を受けるのは控えましょう。産後直後の身体は、出産で大きく変化した身体を妊娠前の状態に戻そうとしています。この期間を産褥期と呼び、産後1?2カ月間続くといわれています。産褥期には子宮内膜のかけらや子宮内に残っていた血液などが排出されるため、不正出血のような症状が現れます。自然なメカニズムのため健康上の問題はありませんが、この時期に整体を行うと悪影響となる可能性があります。産褥期の症状が全く無い場合でも、この時期は身体がまだ十分に回復していないことを自覚し、妊娠前のように元気になるまでは安静にしていることが大切です。
どうしても産後直後から骨盤矯正を始めたい、妊娠中から骨盤の開きやゆるみが酷いという人は骨盤矯正ベルトを使ってセルフケアから始めましょう。さまざまな骨盤矯正ベルトが販売されていますが、産婦人科や助産師が公認している「トコちゃんベルト」は広く知られています。「トコちゃんベルト」には妊娠中から骨盤矯正が出来る物と、産後直後から使用出来る物の二種類あります。腰痛の緩和効果もあるため、自身の悩みに合わせて使ってみましょう。

このように、整体で産後の骨盤矯正を行なうにはいくつかの注意点があります。効果を持続させるには定期的に施術を受ける必要がありますので、本当に自身に合った方法かどうかを検討しましょう。場合によってはセルフケアと組み合わせることも一つの方法です。