産後に起こる身体の変化は体型崩れだけではありません。急に抜け毛が増え、髪が一時的に薄くなる場合もあります。対策をするためにも、いつから抜け毛が始まるのか知っておくことが大切です。ここでは、産後の抜け毛が始まる時期や原因について解説します。

産後の抜け毛の原因

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。エストロゲンには抜けにくい髪の毛の成長を促進させる作用が、プロゲステロンには髪の毛の寿命を延ばすことで抜け毛を防ぐ作用があります。妊娠中はプロゲステロンが多量に分泌されるため、髪の毛の寿命が延長されて抜け毛が減ります。しかし、出産後はプロゲステロンの分泌量が減少するため、寿命を延長されていた髪の毛が抜けてしまいます。

髪の毛の抜け方には個人差がありますが、一般的に一気に抜け毛が増えることが多いようです。

抜け毛はいつから始まる?

抜け毛が始まる時期には個人差がありますが、産後約2カ月頃から始まることが一般的です。抜け毛が一気に起こると、髪の生え変わりサイクルである休止期に入り、約2カ月〜3カ月は髪の毛が生えないといわれています。新たな髪の毛が生えてくるまでの時期には個人差があり、産後約1年が経過しても生えない場合もあります。

抜け毛を減らすための対策をしよう

抜け毛の量や期間には個人差があります。これは、プロゲステロンの抑制に生活習慣や心身の状態が関係しているためです。次のことに注意して生活習慣を整えることが大切です。

(1)生活のリズムを整える

(2)良質な睡眠をとる

(3)ストレスをできるだけ溜めない

慣れない育児によりストレスを溜め、生活習慣が乱れることがあります。更に、髪の毛が抜けることに対してもストレスを感じてしまい、抜け毛が悪化する場合があります。

これらの対策が難しい場合は、育毛剤を使用することをおすすめします。肌がデリケートな産後でも使用できる育毛剤もあるので、できる限り対策をしましょう。自然の原料を使用しており頭皮の環境を整える効果が期待できる育毛剤を選ぶことが大切です。

<まとめ>
抜け毛はプロゲステロンの抑制により起こるため予防できません。しかし、生活習慣を整えると共に心身の健康を維持することで抜け毛を減らすことは可能です。産後約2カ月頃から抜け毛が始まることが多いため、出産前から対策を始めた方がよいでしょう。