産後は無理な姿勢をとることが多く、ママは腰痛のリスクを抱えています。赤ちゃんを抱きかかえたタイミングなどで立ち上がれないほどの激痛を感じた場合、ぎっくり腰の可能性があるため、注意が必要です。今回はぎっくり腰の予防法をご紹介します。

産後は腰に負担がかかりやすい

大きく膨らむお腹や子宮、それによって緩む腹筋や、骨盤など、妊娠中は身体にさまざまな変化がみられます。これにより、多くのママの悩みの種となるのが腰痛です。

姿勢に悪い癖がついている場合や、骨盤が歪んだままの状態が続くことによって、産後も引き続き腰痛を抱えるママが多いです。産後はそれまでに経験することがなかった赤ちゃんを抱っこする、授乳するなどといった育児が加わります。これらの育児をする際に前かがみの姿勢をとることが多く、腰に負担をかけるため腰痛になることがあります。また、緊張やストレスによって鎮痛機能が鈍り、腰痛になる場合もあります。

赤ちゃんを抱きかかえて立ち上がろうとしたときなどに、腰に立ち上がれないほどの激痛を感じた場合はぎっくり腰の可能性があります。ぎっくり腰は発症してからしばらく動けなくなることが多く、育児にも家事にも多くの支障が出ます。

激痛が走るぎっくり腰

ぎっくり腰には急性腰痛症という病名があります。重いものを持ち上げる、腰を捻るなどの動作を行った際に激痛が走り、身体を動かせなくなります。前かがみの姿勢や立っている状態など、特定の姿勢でいると楽に過ごせるものの、そこから体勢を変えることができなくなります。

激しい痛みは数日〜数週間で改善しますが、腰椎椎間板ヘルニアや関節症を併発していることがあるため、何度も繰り返す場合は整形外科を受診する必要があります。

産後のぎっくり腰を予防する方法

産後、ぎっくり腰を予防する簡単な方法に赤ちゃんと行えるエクササイズがあります。

1 両膝を立てて座り、赤ちゃんを座らせます
2 赤ちゃんを抱きかかえ、少しずつ赤ちゃんから顔を離すようにして後ろ側へ上半身を倒します
3 繰り返し行います

また、以下の事項に注意することもぎっくり腰の予防につながります。

◆授乳したまま居眠りしない
◆抱っこ紐を正しく使う
◆入浴時は湯船にしっかりと浸かる
◆自分なりのストレス解消法を見つける

産後は腰に負担がかかりやすく、ぎっくり腰には十分に注意が必要です。腰に激痛が走った場合はまずは整形外科を受診してください。