産後は下半身太りに悩まされる方が多いです。これは、出産により骨盤が開くことで血流が悪化し、代謝が低下するためです。出産で体力を消耗しているので、適切な時期から骨盤矯正を始めましょう。今回は、自宅でもできる骨盤矯正の方法について解説します。

骨盤矯正を開始する時期

妊娠中は「リラキシン」というホルモンが多量に分泌さ骨盤が開きやすくなります。出産のときに骨盤が最も大きく開き、出産後は少しずつ閉じていきます。産後6カ月頃に骨盤が閉じるため、それまでに矯正しなければなりません。歪みを矯正できないまま骨盤が閉じてしまうと、腰痛や血流の悪化を招く恐れがあります。血流の悪化は代謝の低下による下半身太りだけではなく、冷え性や肩こりなどの原因になります。

産後は出産による身体へのダメージが残るので、産後約6週間〜8週間は安静にしなければなりません。産後約2カ月頃から骨盤矯正を始めましょう。

さまざまな骨盤矯正の方法がある

骨盤矯正の方法としては、整体や体操、骨盤矯正用のインナーやガードルなどの着用が挙げられます。産後ダイエット用の矯正インナーやガードルには、産後約2週間頃から着用できるものもあります。産後約2カ月はそれらを着用し、体力が回復したら骨盤矯正の体操や整体などを始めましょう。

自宅でできる骨盤矯正体操

自宅では、次のような方法で骨盤矯正の体操を行いましょう。

(1)仰向けに寝た状態で両ひざを立て、骨盤と同じ程度の幅に開く。

(2)息を吐きつつお尻を浮かし、お尻の穴に力を入れる。

(3)息を吸いつつ少しずつお尻を元の位置に戻す。

(4)これを5回繰り返し、最後はお尻を上げた状態で20秒間キープする。

腰痛により仰向けに寝ることが辛い場合は次の方法がおすすめです。

(1)椅子に座り、太ももにタオルやクッションなどを挟む。

(2)太ももで強く挟むように力を入れ、その状態を10秒間キープする。

これらの体操を毎日行いましょう。骨盤が閉じていない状態は血流の悪化により体調が悪くなる場合があります。体調が悪い場合は無理をせず、日を空けて再開しましょう。

<まとめ>
骨盤矯正により骨盤を正しい位置に整えることで、産後の下半身太りや冷え性などの悩みを解消できるでしょう。骨盤の歪みを放置すると、慢性的な腰痛や肩こりなどを起こす恐れがあります。産後約2カ月頃〜6カ月頃まで毎日骨盤矯正の体操を行いましょう。