帝王切開による出産後にダイエットを始めるのであれば、傷の治癒を最優先に考えることが大切です。また、傷口を刺激しないよう注意しながらダイエットを行いましょう。今回は、帝王切開後の産後ダイエットの方法と注意点について解説します。

産後1カ月は安静にしよう

一般的には帝王切開での出産後は2カ月の休養が必要とされていますが、傷の治り具合には個人差があるため、産後1カ月頃から運動を始められる方もいます。必ず医師に相談し運動の許可を得ることが大切です。また、痛みがある場合は許可が出ても安静にした方がよいでしょう。

帝王切開での出産の場合でも骨盤は開いているため、血管が圧迫されて代謝が低下しています。そのため、骨盤矯正下着の着用により歪みを矯正する必要があります。しかし、骨盤を強く矯正するようなものは傷口を圧迫し、痛みを引き起こす恐れがあります。傷口に触れない大きめのショーツを選ぶことが大切です。アジャスターで調節できるものであれば、帝王切開の傷が癒えてからもジャストサイズで着用できます。

産後ダイエットを成功へと導く食事方法

帝王切開での出産の場合は、自然分娩の場合と比べて運動を開始できる時期が遅いため、食事方法や献立を工夫して産後ダイエットをすることが大切です。しかし、過度なカロリー制限は母乳の分泌量の低下を招くので注意が必要です。次のような栄養素を含む食品をバランスよく摂りましょう。

(1)カルシウム
海藻類、乳製品、エビ

(2)鉄分
カツオ、マグロ、小松菜、ほうれん草

(3)タンパク質
豆腐、きのこ類、豚肉

(4)食物繊維
ごぼう、きのこ類、キャベツ、ニンジン

(5)亜鉛
牛肉、卵、豚レバー

産褥体操を始めよう

帝王切開での出産後約3日間は立ち上がることすら難しいでしょう。産褥体操は身体への負担が少なく、ベッドの上で寝ている状態でも行えます。まずは、足首を前後左右に倒す体操を行いましょう。傷がある程度癒えて少しだけ腹筋に力を入れられるようになれば、寝た状態で片脚ずつ上げる体操を始めましょう。激しい動きではありませんが、産後は身体が疲れやすいので体調を見ながら行うことが大切です。

<まとめ>
帝王切開による傷の治り具合には個人差があるので、自分に適したペースで運動を行いましょう。また、授乳で一定量のカロリーを消費しているため、栄養バランスがとれた食事を規則正しく摂るだけで痩せることができます。