基礎体温や排卵検査薬は、排卵日を調べる方法として多くの女性が取り入れています。自宅で排卵日を特定する方法に対して、お医者さんと看護師さんはどのように答えているでしょうか。

排卵日についての相談:「基礎体温や排卵検査薬の結果がわかりにくく、いつ排卵なのかわからないことがあります」


『基礎体温を測っていますが、わかりにくいので排卵検査薬を使用しています。尿の値を測る排卵検査薬の方がより正確だと思うのですが、排卵検査薬の陽性の時期と、基礎体温の排卵日と思われる日が違うときがあります。病院でエコーを見れば正確な排卵日はわかると思うのですが、自宅で排卵日の特定はできないのでしょうか。また、排卵検査薬の陽性の濃淡が非常にわかりにくく、いつ排卵の時期なのかよくわからないときもあります。(30代・女性)』

基礎体温や検査薬は、あくまで目安

排卵検査薬の結果の見方のほか、体温やおりものなどの排卵のシグナルについて教えてくれました。

『基礎体温も検査薬も目安ですから、必ずこの日に排卵が起こると断定するのは難しいでしょう。基礎体温でしたら、最も体温が下がった前後に排卵が起こりますし、検査薬は陽性が出てから24〜48時間以内に排卵が起こると言われています。基礎体温が下がって検査薬で陽性が出れば、近い時期に排卵が起こると考えてください。(産科・婦人科医師)』


『検査薬にもよりますが、はっきりしたラインが出ていれば陽性と判断していいでしょう。そのときの状態にもよりますから、できるだけ同じ時間帯で、説明書に書いてある検査法、判定法を守ってください。判定の条件に合っていなければ、陰性と考えていいでしょう。また、時期が生理予定日の2週間前、基礎体温が下がり、検査薬で陽性が出る、さらに長く伸びるようなおりものがでれば、より排卵日に近いと考えていいでしょう。(産科・婦人科医師)』


『排卵検査薬も妊娠検査薬も、含まれるホルモンに反応して結果が現れます。確かに結果がわかりづらい表示のときもありますね。一つの方法で行うのではなく、複数の方法を組み合わせて排卵日を予測すると、より正確な結果を得られるでしょう。(看護師)』


体質改善の検討も

ホルモンバランスの乱れにより、基礎体温が判りにくくなっている可能性もあるようです。心当たりがあれば、食事や日常生活を見直してみましょう。

『基礎体温だと排卵が判りにくいというのは、高温期に移行するタイミングが判りにくいということでしょうか。その場合、食事や休息、身体の冷えなどがホルモンバランスの乱れに影響している可能性があります。日常生活で心当たりがあるようでしたら、それらを改善することも妊娠を希望されるのであれば必要だと考えます。婦人科を受診される際には、基礎体温表なども持参してみてください。(看護師)』


排卵検査薬や基礎体温は、排卵のタイミングを知る目安のひとつと捉えてください。複数の方法を組み合わると予測の精度が高まります。ホルモンが乱れると基礎体温も乱れるので、心当たりがある場合は日常生活を見直しましょう。