妊活中の方は、排卵日にタイミングを合わせるために毎日基礎体温を測っているかもしれません。中には基礎体温の変動が激しい方もいらっしゃいます。基礎体温と排卵日の関係について専門家に聞きました。

妊活中の女性からの相談:「毎日基礎体温を測定中。高温期が短いときは排卵してないの?」


『妊活中です。生理周期は26〜30日間隔で月によってバラつきがあり、基礎体温をつけ排卵検査薬を使用しています。基礎体温は、低温期と高温期との差が0.3以上あります。たまに高温期が14日続かない周期もありますが、そのような場合は排卵していないのでしょうか。また、排卵時期に体温が下がらなかったり、高温期までに2〜3日かかって高温期へ移行するのはちゃんと排卵されているのでしょうか。(40代・女性)』

排卵がある場合、基礎体温が2層に分かれる!

基礎体温表で排卵しているかどうかを見極めるポイントは、高温層と低温層にきちんと分かれているかということです。しかし、詳しい分析は医療機関を受診して専門家に診てもらったほうが安心です。

『おっしゃるように基礎体温は、高温期と低温期の2層に分かれるのが理想です。排卵すると、黄体ホルモンの影響で体温が上昇します。高体温は36.7℃以上くらいが目安ですが、元々体温が低い方は、それほど上昇しない場合もあります。低温期の平均から0.3〜0.5℃の差があれば高温期と考えていいですし、きちんと2層に分かれているのでしたら、排卵が起きていると判断できるでしょう。(婦人科・医師)』


『グラフを拝見していないので、必ずしも的を射た発言ではないかもしれませんが、低温期と高温期の差がきちんとあるようですし、2週間持続しなくても高温期に移行しているのであれば排卵していると思います。年齢を重ねると妊娠率が下がるので、記録している基礎体温表を持参して婦人科を受診してください。(看護師)』


基礎体温はストレスに敏感!

ストレスや体調不良でホルモンのバランスを崩すと、それが基礎体温表に現れることがあります。高温期が無かったり、生理周期が極端に短い場合は無排卵の可能性もあります。

『基礎体温は、ホルモンバランスの影響を受けます。そのためホルモンバランスが乱れてしまうと、高温期へ移行するのが数日かかるのではないかと思います。女性の体はデリケートなので、些細な変化でも影響を受けます。バランスの摂れた食事、適度な運動、疲れやストレスを溜めないように十分に休息をとるなどを意識してください。(看護師)』


『生理周期が28日の場合、低温期も高温期も約2週間になります。高温期が来ないまま生理が来れば無排卵の場合もありますし、高温期が9日以下と短い場合や高温期に再び体温が下がる場合は黄体機能不全が考えられます。しかし基礎体温は些細なことでも左右されますから、生理周期が25〜38日以内に収まっていれば心配ないでしょう。(婦人科・医師)』


妊娠を望まれている方は、毎日基礎体温を測って排卵日を調べておくとタイミングを図りやすいです。基礎体温が2層に分かれていない場合や気になる変化がある場合には、早めに専門医を受診しましょう 。