妊活中は、基礎体温を目安に排卵日のタイミングを図ります。しかし、生理周期や体調の変化によって排卵日が予測できないことがあります。排卵日のズレと妊娠の可能性、排卵日を知る方法を専門家にお聞きしました。

妊活中の女性からの相談:「思わぬタイミングで妊娠。排卵日って1週間以上もズレるの?」


『若い頃から生理周期が短く、排卵日と思われる頃から1週間前後ズレた日に性交し妊娠しました。理由があって出産は諦めましたが、妊活を始めてから基礎体温やおりものの様子、病院での超音波の結果など踏まえてタイミングをとりますがなかなか妊娠しません。諦めた頃に排卵日と10日ほどズレた頃に性交し妊娠しました(結果的に流産した)。排卵日が多少ズレる事は聞いた事はありますが、前後1週間以上ズレる事はありますか。(40代・女性)』

排卵日は1週間ズレることがあるが妊娠は可能!

排卵日が1週間ズレても精子の寿命は長いので、妊娠が可能です。しかし排卵日を予測して、タイミングを図ったほうが妊娠しやすいのは言うまでもありません。

『現在の生理周期はどれくらいでしょうか。一般的に、生理の開始日から次の生理開始日までが25〜38日に収まっていれば正常と判断されます。ですから排卵日が多少ずれることはよくありますし、1週間ほど排卵がずれても、定期的に生理がきていれば問題ないでしょう。卵子の寿命は約24時間ですが、精子は長ければ1週間ほども子宮内で生存できます。排卵日がずれても妊娠の可能性があるということです。(産科婦人科・医師)』


『相談者様の場合、排卵日を正確に予測し切れず、なかなか妊娠しなかったのではないでしょうか。精子と卵子が出会って受精し、妊娠が成立するわけですが、精子は3、4日ほど寿命がありますが、卵子は排卵後24時間しか寿命がありません。しかも特に受精しやすいのは、そのうち6〜8時間ほどです。従って妊娠するためには、排卵日をできるだけ正確に予測し性行為をする必要があります。(臨床心理士)』


排卵検査薬の使用がおすすめ!無排卵の可能性も→病院で確認を

排卵日をより正確に知るためには、基礎体温だけでなく排卵検査薬の使用が実用的です。しかし生理周期が早い場合、無排卵となる場合があります。担当のドクターに相談して、検査を受けたほうがよいかもしれません。

『基礎体温や生理周期からの計算法で排卵日が特定しにくいのでしたら、排卵検査薬を使用すると特定できるかと思います。コストがかかりますが、そろそろ排卵かなと思う時期に同じ時間帯に毎日、できれば朝夕検査してみてください。説明書にある使用法、判定法でくっきりと陽性のラインがでれば、24〜48時間以内に排卵が起こると思ってください。(産科婦人科・医師)』


『相談者様のように、生理周期が短い場合には、無排卵であることが疑われます。排卵日は、生理が始まった日の14日(±2日)前です。再度婦人科を受診し、排卵しているかを確認することをお勧めします。(臨床心理士)』


健康であっても排卵日がズレることがあります。妊活中のご夫婦がうまくタイミングを図るためには、排卵検査薬を使用して排卵日を特定するといいでしょう。無排卵の可能性に関しては担当医によく相談なさってください 。