おりものは、女性の身体からのサインです。おりものは子宮や膣からの分泌物で、排卵の時期に最も多くなります。今回は、おりものの状態で排卵日が特定できるのかという質問です。専門家に詳しくお聞きしました。

3歳児のママからの相談:「生理周期がバラバラ。おりものの状態で排卵日を特定出来る?」


『第2子が欲しいと意識してから8カ月になります。生理周期はバラバラです。基礎体温で排卵日を特定したいのですが、気づくと高温期になっていたりとタイミングが難しいです。おりものの状態でもおよその排卵日を予測できると聞いたのですが、10日くらいのびるようなおりものが出て、よく分からなくなってしまいました。おりものの状態は無視したほうがよいのでしょうか?(30代・女性)』

粘り気のあるおりものがあれば、排卵日の目安に!

排卵日が近づくとおりものの量や性状が変化します。これを見分けることで、排卵日を予測する方法があります。しかし、専門家でない人がおりものだけで排卵日を予測するのは難しいかもしれません。

『相談者様が述べられているように、おりものによって排卵日を予測することも可能です。排卵日に近づくにつれ徐々におりものは粘り気が増し、量も多くなり、色は透明に近づきます。そしておりものが少し減った頃、排卵が起きます。ただ、おりものの観察だけで排卵日を見極めるのは、なかなか難しいでしょう。あくまで目安にする程度と考えた方がよいかと思います。(臨床心理士)』


『排卵日を特定する方法に、福さん式というものがあります。元助産師の福さんという方がネットで公開した方法で、自分で子宮の位置やおりものを確認し、子宮が下の方に降りて、長く伸びる透明のおりものがでる時期が排卵日と言われています。おりものの状態もその日の体調などで変化しますが、無視する必要はないでしょう。(医者)』


基礎体温と排卵検査薬で排卵日を絞り込む

おりものの変化に加えて、基礎体温や排卵検査薬を使用すれば、排卵日をかなり絞り込めるでしょう。確実な排卵日が分からなくても、予測日前後でタイミングを図ることで、妊娠の可能性は十分にあります。

『基礎体温が2層に分かれているのでしたら、体温が最も下がった前後に排卵が起こりますし、その頃に伸びるおりものがでていれば、排卵日の可能性は高いでしょう。妊娠しやすい時期は、排卵2日前・前日・当日・翌日の順ですから、体温が下がった頃からタイミングを図ってください。さらに排卵検査薬を使用すると、より確実に排卵日を予測できるでしょう。(医師)』


『基礎体温を測っていると、低温期から高温期に入る時のぐっと体温が下がる日があるのがわかります。排卵日は、この体温が下がった日の前日や、下がった日から高温期に入っていくまでの間の日など、人によって様々です。また排卵検査薬は、排卵の前に一時的に急増する黄体形成ホルモンの分泌を確認するものです。この方法ですと、かなり正確に排卵日を知ることができるでしょう。(臨床心理士)』


妊娠を望まれているので、より正確な排卵日が分かるとタイミングを合わせやすく妊娠の確率も高くなります。おりものも基礎体温も排卵検査薬も目安ですが、3つを組み合わせて使うことで、排卵日が予測しやすいでしょう。