お腹の赤ちゃんの健康のために、妊娠初期から摂りはじめた葉酸。妊娠中期も摂り続けるべきなのでしょうか。ここでは、葉酸をいつまで摂りつづければよいか解説しています。

神経管閉鎖障害のリスクを下げる葉酸

妊娠前、あるいは妊娠初期から葉酸を摂りはじめた方が良いと言われています。このように言われる理由は、神経管が形成される妊娠初期に葉酸が不足すると、神経管閉鎖障害を起こしやすくなります。神経管が形成された後は葉酸が必要ないように思えますが、妊娠中期以降も葉酸を積極的に摂るべきなのでしょうか。

妊娠中期以降も葉酸は必要

妊娠中期以降も、葉酸を積極的に取り続けたほうが良いと言われています。妊娠中期に葉酸を摂った方が良いと言われる理由は、ホモシステインの増加を防ぎ、早産や流産、貧血、妊娠高血圧症候群などを予防できるからです。

葉酸はいつまで摂ればよい?

ここで気になるのが、葉酸をいつまで摂ればよいかということです。基本的には、妊娠後期、授乳期も葉酸を積極的に摂るべきと考えられています。妊娠後期に葉酸を摂ることで貧血予防や免疫力アップなど、授乳期に葉酸を摂ることで貧血予防、母乳が出やすくなるなどの効果を期待できるからです。赤ちゃんやママの健康を守るため、妊娠中期以降も葉酸を積極的に摂りましょう。

妊娠中期以降はどれくらいの葉酸を摂ればよい?

ただし、推奨される葉酸の摂取量は時期によって異なります。妊娠初期の推奨摂取量は240μg/日(妊娠していない女性の推奨量)に400μg/日をプラスした640μg/日ですが、妊娠中期以降は240μg/日に240μg/日をプラスした480μg/日となります。授乳期は240μg/日に100μg/日をプラスした340μg/日が推奨量です。妊娠中期以降、授乳期も葉酸を積極的に摂るべきと考えられていますが、摂取量には注意が必要です。葉酸は水溶性ビタミンなので、多少であれば摂りすぎても問題ありませんが、推奨摂取量を目安にしましょう。

まとめ
基本的に、葉酸は妊娠中期以降、授乳期も積極的に摂取すべきと言われています。ただし、時期により推奨される摂取量は異なります。赤ちゃんや自身の健康を守りたい方は、推奨量を確認しながら葉酸を積極的に摂りましょう。