妊活中の女性にとって、排卵検査薬は心強い味方ですが、どう見たらいいのかよくわからないという人もいるようです。今回は妊活中の30代の女性からの相談です。ネットで外国製の検査薬を購入しましたが、陽性反応の見方がよくわからず困っています。外国製と日本製の違いも知りたいとのことですが、専門家からはどんな回答が寄せられたでしょうか。

排卵検査についての相談:「排卵検査薬の見方がわかりません」


『妊活して1年たちますが、なかなか結果が出ません。ネットで外国製の排卵検査薬を購入し、2周期ほど使っていますがずっと線が出ており、多少の色の濃さの違いはあるものの、濃さの変動が微妙でどこで排卵しているのか分かりません。どのように表示されたら排卵していると言えるのでしょうか。外国製は質がよくないのでしょうか。多少高くても日本製を買った方がよいでしょうか。(30代・女性)』

2本の濃い線がでたら陽性。排卵に反応するわけではない

排卵検査薬は濃い線が2本出たら陽性と判断します。もっとも排卵に反応しているわけではないようです。

『外国製はよくわかりませんが、日本製でしたら2本のラインで判定すると思います。2本の濃い線が現れたら陽性です。片方だけだったり、薄い線では正しい反応ではないでしょう。検査薬を使用する時は、必ず説明書の使用法・判定法を守るようにしてください。(産科・婦人科医師) 』


『検査薬で陽性が出たから排卵しているというわけではありません。排卵検査薬は、尿に含まれる黄体形成ホルモンに反応しますが、排卵直前に黄体形成ホルモンの分泌量が増えることから、陽性が出てから24〜48時間以内に排卵が起こるといわれています。(産科・婦人科医師)』


『排卵検査薬は正しく使っていれば、排卵日がほぼ100%に近い確率でわかるとされています。ただ、陽性反応を勘違いしてしまうことはあるようです。(臨床心理士)』


『排卵検査薬は、排卵直前に分泌量が急増する黄体形成ホルモンに反応し、排卵日を特定します。ただ、黄体形成ホルモンは常に分泌しているものではあるので、排卵日前ではなくても反応し、テスト結果ラインに薄い線が現れることがあるようです。しかしその結果はあくまで陰性で、濃くはっきりした線が現われた場合が、陽性だと考える必要があります。(臨床心理士)』


日本製は安定して高確率の品質。外国製はバラツキあり

検査薬を使えば、100%に近い確率で排卵日がわかるようです。日本製は安定して高確率が期待できますが、外国製は質にばらつきがあるとの声がありました。

『海外製の質が悪いということではありませんが、日本製はかなりの高確率で判定できるといわれています。また妊娠しやすいのは排卵日ではなく、排卵2日前・前日・当日・翌日の順ですから、検査薬で陽性がでたらタイミングを図ってください。(産科・婦人科医師)』


『排卵検査薬の精度や質は、日本製の方がバラつきが少なく、外国製の方が粗悪なものから精度・質の高いものまで幅広い印象です。(臨床心理士)』


検査薬を正しく使えば、ほぼ100%に近い確率で判定できるようです。日本製のものは安定して高品質ですが、外国製はばらつきがあるようです。検査薬の使用法を守り、妊活に役立てましょう。