授乳期間中は食べたものの成分が母乳から赤ちゃんへ伝わるため、食べるものには注意が必要です。どのような食事が赤ちゃんに悪影響を及ぼすのでしょうか。今回は産後の食事において、大量に食べてはいけないものについて解説します。

牛乳や乳製品は摂りすぎに注意

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を摂りすぎると様々なトラブルを引き起こす原因になります。産後の食事では食べすぎに注意が必要です。

(1)乳腺炎
乳腺が詰まり母乳がスムーズに出なくなっても母乳は作られ続けるため、炎症が起こって痛みが出る病気が乳腺炎です。乳腺炎は、胸の痛みとともに発熱を生じる場合もあります。牛乳や乳製品は脂肪分が多いため、過剰摂取すると乳腺が詰まることがあります。

(2)母乳の質が悪くなる
母乳は食べたものの影響を受けるため、脂肪分の多い食事を摂ると母乳の脂肪分も多くなり、母乳の質が悪くなります。

(3)赤ちゃんの身体に負担がかかる
消化器官が未熟な赤ちゃんにとって、脂肪分の多い母乳は消化しにくいものです。牛乳や乳製品を多く摂ると便秘や下痢などのトラブルを引き起こす原因になります。

(4)アレルギー
母乳や妊娠前のママの食事は、赤ちゃんのアレルギーを引き起こす要因であることが判明しています。赤ちゃんに脂漏性湿疹などの症状が現れている場合は、アレルギーの可能性も考えられます。

産後の食事で食べてはいけないもの

産後の食事で控えたいものは、牛乳や乳製品だけではありません。

(1)もち米
もち米は白米に比べカロリーが高い食品です。多く摂取することで必要以上の母乳を生成してしまい、乳腺炎にかかりやすくなります。

(2)菓子パン
脂肪分だけでなく、糖分の過剰摂取も乳腺炎の原因になります。さらにバターをたっぷり使用した菓子パンは脂肪分も多いため、母乳の質を落とし、乳腺炎へのリスクをさらに高めてしまいます。

(3)脂肪分の多い食べ物
牛乳や乳製品同様、天ぷらなどの揚げ物や脂身の多い肉など脂肪分の多い食事は血液をどろどろにして母乳の質を落とします。

(4)生野菜
きゅうりやナス、トマトなどの夏野菜は身体を冷やす作用があります。身体が冷えると血行が悪くなり、母乳の出が悪くなってしまうため、野菜はできるだけ火を通してから食べましょう。

飲み物も注意が必要

カフェインを多く含むコーヒーや紅茶は、授乳の少ない夜や時間帯を決めて飲みましょう。また、コーラやサイダーなどにはカフェインはもちろん、糖分も大量に含まれています。産前のように量を決めずに飲んでしまうと乳腺炎の原因になるため、十分に気をつけましょう。

今回ご紹介した食品は絶対に食べてはいけないというものではありませんが、過剰摂取は控えましょう。