産後は授乳により1日あたり約600〜800kcalを消費するので、激しい運動をしなくても痩せることができるでしょう。しかし、効率よく産後ダイエットを進めたい場合は軽い運動が必要になります。今回は、帝王切開した場合の産後ダイエットに効果的な腹筋運動について解説します。

腹筋運動による効果

腹筋を鍛えることで、カロリーを消費するだけではなく次のような効果が期待できます。

(1)筋肉量が増えることにより代謝量が上がる

(2)内臓を守るための筋肉が増える

(3)お腹を支えることができるようになり姿勢が改善される

(4)腰への負担を軽減し腰痛を予防できる

(5)腹筋によりスムーズな排便が促される

帝王切開で出産した直後は、お腹に力を入れる腹筋運動をしてはいけません。本格的な腹筋運動が可能になる時期は産後約2カ月頃からです。お腹の傷が痛まないことが前提で、医師に相談し許可を得てから腹筋運動を始めましょう。

腹筋に力を入れる運動から始める

産後ダイエットを目的とする場合は、毎日継続できる程度の腹筋運動を行いましょう。激しい腹筋運動は、体調を崩したり傷口が痛むなどの原因になります。少しずつ腹筋を慣らしていくために、傷口の痛みが治まりだした頃からお腹に力を入れる運動を行いましょう。約5分お腹に力を入れる運動を1日に約10回行います。途中で傷口が痛み出した場合はすぐに注意してください。

産後約2カ月頃から始める腹筋運動

産後約2カ月頃から始められる腹筋運動の方法は次の通りです。

(1)仰向けに寝て膝を曲げましょう。

(2)背中と床を密着させるイメージを持ち、骨盤を身体の内側に巻きこむように力を入れます。

(3)頭を持ち上げ、へその辺りを見て、そのまま息を吐きつつ5秒間キープします。

お腹に力が入っていることを意識しましょう。

より本格的な腹筋運動の方法は次の通りです。

(1)肘が肩の真下にくるようにうつ伏せになります。

(2)膝だけで身体を支えたまま腰を引き上げます。

(3)そのまま10秒〜20秒間キープして、少しずつキープする時間を増やしましょう。

(4)余裕がある場合は膝ではなくつま先で身体を支え、同様に態勢をキープしましょう。

<まとめ>
帝王切開で出産した場合は、傷口が癒えるまでは安静にしましょう。最初はお腹に力を入れる運動から始め、少しずつ慣らしていくことが大切です。毎日順調に腹筋運動を続けていても、ある日急に痛み出す場合があります。