母乳育児は授乳により1日600〜8000kcalを消費するため、ミルク育児の場合と比べ、産後ダイエットに成功しやすいと考えられます。今回は、帝王切開で出産してミルクで赤ちゃんを育てる場合に、産後ダイエットを成功させる方法について解説します。

過度な食事制限は避けよう

ミルク育児の方は摂取カロリーを1日600〜800kcal減らすことで、母乳育児の場合と同様に痩せることができるでしょう。しかし、600〜800kcalを消費するためにはメインのおかずを1品分は減らす必要があります。ミルク育児の場合は栄養不足による母乳の分泌量や栄養価の低下を懸念する必要はありませんが、これまでと生活のリズムが変わるため体調を崩しやすい傾向があります。食事による摂取カロリーの調整だけではなく、軽い運動をしてカロリーを消費させることが大切です。

体調を崩さないようビタミンやミネラル、タンパク質などをバランスよく摂りましょう。タンパク質は鶏ささみや鶏むね肉、牛豚の赤身肉などカロリーが少ない食材から摂ることがポイントです。また、1日の食事の量を変えずに回数を5回に増やすと身体にカロリーが蓄積されにくくなるため、効率的に痩せることができるでしょう。

満腹中枢を刺激して空腹を感じないようにするために、1口につき20回は噛みましょう。極度の空腹状態で食事を我慢するとストレスが溜まり、暴飲暴食の原因になります。

軽い運動でカロリーを消費させる

帝王切開で出産した場合は、傷が治るまで運動は厳禁です。傷の治りには個人差がありますが、産後約2カ月頃から運動を許可される場合が多いようです。ただし、傷が痛む間は運動をしてはいけません。運動が許可されたとしても運動中に傷が痛みだした場合には中止する必要があります。

最初は20分以内の軽いウォーキングから始め、スクワットや骨盤矯正体操などを取り入れましょう。抱っこ紐に赤ちゃんを乗せてウォーキングを行うと、負荷が強くなるので効果的です。景色を見て楽しみながら行えば、育児により蓄積されたストレスの解消にも繋がります。

帝王切開で出産した場合も骨盤矯正が必要

妊娠中に分泌されるホルモンの影響を受け、赤ちゃんが産道を通りやすくなるように骨盤が少しずつ開いていきます。出産時には骨盤が特に大きく開きます。これは帝王切開で出産する場合でも起こることです。骨盤が開いて血管を圧迫すると、血流が悪くなることで代謝が低下し、痩せにくい体質になります。また、骨盤は自然に閉じていきますが、歪みが生じていると正しい位置に戻らず、代謝が低い状態が持続する恐れがあります。それを防ぐために、骨盤矯正ベルトやガードルなどの着用や骨盤矯正体操などで骨盤の歪みを矯正する必要があります。

産後約1カ月頃から、帝王切開の傷に当たらないよう骨盤矯正ベルトなどを着用しましょう。

<まとめ>
ミルク育児を行いながら産後ダイエットを成功させるためには、軽い食事制限と運動が必要です。栄養バランスがとれた食事を心がけ、脂質や糖質が多い食品の使用を控えましょう。運動は帝王切開の傷が癒えてから行いましょう。