産後の授乳期は夜泣きや頻繁な授乳によりストレスが溜まります。また、生理が始まると強い生理痛に悩まされることもあります。生理痛の悪化の原因を解消することが大切です。今回は、授乳中に起こる生理痛の悪化の原因と対処法について解説します。

授乳期に起こる生理痛の原因

産後に生理痛が悪化することがあります。原因として、次の三点が挙げられます。

(1)ストレスや疲労
産後は授乳や夜泣きなどによりストレスが溜まりやすいです。ストレスを受けると自律神経が乱れ、ホルモンバランスも崩します。それにより生理痛が悪化することがあります。

(2)骨盤の歪み
赤ちゃんが産道を通りやすくするために骨盤が開き、産後に少しずつ閉じていきます。骨盤に歪みが生じている場合、代謝の低下や生理痛の悪化などを引き起こします。放置すると歪みによる症状が慢性化する恐れがあるため、矯正する必要があります。

(3)子宮内膜症
本来子宮の内側に作られる内膜が、子宮の外に作られる病気のことを子宮内膜症といいます。子宮内膜症は生理痛の悪化を引き起こします。

ストレスを解消させる

授乳中の生理痛の原因に合わせて対処しましょう。ストレスに関しては、軽い運動が許可される産後約1カ月後から散歩やウォーキングをして解消させることを推奨します。気分転換になると共に、血流を促進させることで産後の冷えや代謝の低下などを改善させることができます。赤ちゃんが長時間寝るタイミングで自分が好きなことをするのも効果的です。また、ホルモンバランスを整えるために、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを大豆類から摂りましょう。

骨盤矯正やピルの服用

産後約1カ月頃からは骨盤矯正ベルトを着用したり、整体院に通うなどして骨盤の歪みを解消させましょう。骨盤矯正スクワットや体操なども効果的です。帝王切開で出産した場合は、産後約2カ月頃から始めましょう。

ピルには、排卵を抑制して生理痛を和らげる働きがあります。産後6カ月以上経過していれば、服用が許可されます。しかし、母乳の分泌量が減少する場合があります。

<まとめ>
産後はストレスの蓄積や骨盤の歪みなど、様々な原因で生理痛が悪化します。大豆類に含まれるイソフラボンの摂取や日々の生活習慣の改善、運動習慣などでストレスを解消しましょう。骨盤矯正体操や骨盤矯正ベルトの着用などで、骨盤の歪みを解消させることも大切です。