母乳育児には様々なメリットがあります。しかし、授乳や授乳後のげっぷなどが上手く出来ないために、ストレスが溜まることがあります。ストレスを溜めないよう、適切な授乳方法を学びましょう。今回は、母乳育児のメリットと適切な授乳方法について解説します。

母乳育児のメリット

母乳には次のような栄養素がバランス良く含まれています。

(1)タンパク質

(2)炭水化物

(3)脂質

(4)ビタミン類

(5)ミネラル

(6)酵素

赤ちゃんの成長に合わせて母乳の成分が変化します。また、免疫物質や抗菌物質などが豊富に含まれており、免疫力の向上やアレルギーのリスクの低減などの効果が期待できます。出産直後から数日間だけ分泌される初乳には、高濃度の免疫抗体が含まれています。

授乳中は母性ホルモンともいわれているプロラクチンが分泌されます。プロラクチンの効果により赤ちゃんに対する愛情が高まるといわれています。母乳育児であれば粉ミルクや哺乳瓶の準備の必要がないため、母親への負担が比較的少ないといえます。

基本の授乳方法

授乳の流れは次の通りです。

(1)おむつの中を確認し、排泄している場合はおむつを交換しましょう。そして、手を必ず石鹸やハンドソープで洗いましょう。

(2)手を温め、乳房を優しくマッサージしましょう。そうすることで母乳の分泌を促すことができます。

(3)赤ちゃんを抱き、乳輪まで深く咥えさせましょう。授乳時間の目安は約15分です。授乳時間には個人差があるので、赤ちゃんの様子を見て調節しましょう。また、母乳の詰まりを防ぐため、極力左右どちらも吸わせることを推奨します。

(4)赤ちゃんを縦向けに抱き、背中を軽く叩いてげっぷを出します。げっぷが出ない場合は赤ちゃんの右側面を下にして寝かせ、背中を軽く叩きましょう。再び縦向けに抱き、背中を軽く叩きます。

(5)赤ちゃんの口の周りを綺麗に拭きましょう。

授乳のタイミング

赤ちゃんが求めたときに授乳しましょう。赤ちゃんにより授乳を求めるサインは異なりますが、一般的に次のようなものがあります。

(1)授乳中のように口を動かす

(2)母乳を吸う音を立てる

(3)おっぱいを探すような素振りを見せる

<まとめ>
母乳には様々な栄養素がバランス良く含まれています。免疫力の向上やアレルギーのリスクの低減などにも繋がります。また、哺乳瓶や粉ミルク、湯などを持ち歩く必要がないことも母乳育児のメリットです。