意図的に授乳を中止することを、断乳と言います。沿い乳をしていた場合、断乳中の寝かしつけはどのように進めれば良いのでしょうか。今回は断乳を始めた時の寝かしつけ方法について解説します。

断乳とは?

赤ちゃんから自然におっぱいを吸わなくなる卒乳と異なり、親側から授乳を中止するのが断乳です。断乳について以前は1歳を目安に行う家庭が多数でしたが、現在は卒乳できるまで授乳して良いという考え方が主流であるため無理に断乳しなくても良いといわれています。しかし、何らかの事情で断乳が必要な場合は以下の時期を目安にしましょう。

◆一人で歩ける
◆3食しっかり離乳食を食べることができる
◆硬いものを食べることができる
◆赤ちゃんの健康状態に問題がない
◆ママの健康状態に問題がない

断乳中の寝かしつけ

沿い乳をしていた場合は、おっぱいによりお腹がいっぱいになり眠くなるという一定の流れで赤ちゃんは寝付いています。断乳を開始した場合は授乳以外の流れを作り寝かしつける必要があります。ポイントは以下の通りです。

(1)日中の活動量を増やす
日中の活動量を増やすことで適度に疲れさせ、入眠しやすくします。お昼寝の時間はそれまでより短くしていきましょう。また、夕方など遅い時間に取らないようにするのも大切です。

(2)部屋を暗くする
パジャマに着替えたら、テレビはつけずにゆったり過ごしましょう。寝室の照明を暗くし、いつ寝ても良い様準備します。誰かが起きている気配がすると赤ちゃんは興奮する為、他の家族の話し声が聞こえないようにするなどの工夫も必要です。

寝かしつけの具体的な方法は以下の通りです。

◆抱っこ
◆お腹を一定のリズムで軽く叩く
◆子守唄を歌う
◆絵本を読む
◆水分補給をする
◆家具やぬいぐるみにおやすみを言う
◆赤ちゃんに部屋の照明を消してもらう
◆ママが寝たふりをする
◆リラックスできる音楽を流す

夜泣きした場合の注意点

寝かしつけに成功してもおっぱいを求め夜泣きすることが想定されます。この時、授乳すると赤ちゃんは泣けばおっぱいをもらえると学習します。どんなに泣かれても断乳を開始した後は母乳を与えないようにしましょう。また、赤ちゃんが服をめくるなどしておっぱいを探す場合は事前に胸に絆創膏を貼ると良いです。

断乳をするには、それなりの覚悟が必要です。赤ちゃんが泣いても、そこで授乳するとそれまでの努力が水の泡になります。赤ちゃんに授乳以外の入眠リズムをつけるとよいでしょう。