ママの意思で母乳育児を止める断乳を成功させるためには、コツがあります。何の前触れもなく突然授乳を止めるのは適切な方法とはいえません。今回は断乳1日目をスムーズに過ごすためのコツについて解説します。

断乳とは

母乳育児を止める方法には断乳と卒乳があります。現在では赤ちゃんの意思を尊重する卒乳を選択するママが増えていますが、ママの社会復帰など事情がある場合は断乳を選択するママもいます。

◆断乳・・・ママの意思により計画的に母乳育児を止める方法です。1歳頃を目安に開始する場合が多いです。

◆卒乳・・・赤ちゃんが自分から母乳を必要としなくなることで母乳育児を止める方法です。赤ちゃんの意思を尊重する為、特に好ましい時期は決まっていません。

断乳を選択し、開始した場合は赤ちゃんが泣いても母乳をあげてはいけません。赤ちゃんがかわいそうに思えますが、泣いたときに母乳を一度あげてしまうと泣けば母乳を飲めると学習してしまうためです。

おっぱいを止めることを1週間前から話しておく

おっぱいから卒業する時期があらかじめ決まっている断乳を成功させるためには、その日から逆算し、断乳できるよう無理のない計画を立てる必要があります。生まれてから毎日飲んでいたおっぱいを急に飲めなくなることは、赤ちゃんにとってストレスになりかねません。

いきなり赤ちゃんの欲求をすべて無視するようなやり方はおすすめできません。まずは本格的な断乳を開始する前に、赤ちゃんに母乳を与えるのを止めることを話してあげましょう。この時、胸に絆創膏を張るなどして「もうそろそろおっぱいはおしまいにしよう」もしくは「おっぱいは○日までしか出ないよ」と事前に断乳を予告しておくと良いでしょう。これを繰り返し言い聞かせることで赤ちゃんに心の準備をさせることができ、断乳1日目にいきなり母乳が飲めなくなるという状況を回避することができます。

1日目は夜間断乳から開始する方法も

断乳は1日目に全ての授乳を終了するのではなく、まずは夜間授乳から止めていく方法もあります。初めは夜泣きに根負けしそうになる場合がありますが、根気強く続けることで日中の断乳につなげられるだけでなく、まとまった睡眠を取れるようになるため、生活リズムの確立にも役立ちます。

断乳1日目をスムーズに迎えるためには、事前準備が重要です。赤ちゃんにしっかり語りかけ、断乳に向けた準備をしましょう。