断乳を成功させる上で重要なことは、途中で止めないことです。断乳は赤ちゃんにとってもママにとっても大きな環境の変化であり、大変なものです。今回は、断乳は3日目まで続けた方が良いといわれる理由について解説します。

計画的に授乳を終了させる断乳

ママの血液から作られる母乳は栄養価が高く、赤ちゃんの成長にとって欠かせないものですが、栄養面を考慮すると生後9カ月以降は母乳を吸うメリットはあまりないようです。しかし、母乳には赤ちゃんを安心させる効果があり、ママとの関係性を築く上で欠かせないものであることから、無理に授乳を止めさせる必要はないという考えが一般的です。

しかし、ママの社会復帰や病気などの理由により計画的に授乳を終了させることがあります。これが断乳です。母乳から粉ミルクへの移行等でなく、完全に離乳食に移行させるような断乳は以下の条件を目安に行うことができます。

◆母乳以外から栄養や水分補給ができる
◆ストローやコップを上手に使える
◆赤ちゃんとママも体調に問題がない
◆ママとパパの心に余裕がある

やると決めたら3日目までは続けて

断乳を成功させる上で特に大切なことは一度始めたら迷わずやりきることです。赤ちゃんにとって生まれてからずっと飲んできた母乳が飲めなくなることは大きな環境の変化に違いありません。断乳1日目はおっぱいが飲めないことで泣き続ける子も多いようです。

しかし、ここで根負けしておっぱいを与えてしまうと赤ちゃんが泣けばおっぱいをもらえると学習し、断乳に失敗してしまいます。断乳は1日目を乗り切ることができればほぼ成功といわれており、2日目、3日目と過ごすうちに赤ちゃんも諦めてあまり泣かなくなります。一度始めた断乳は3日目までは続けるようにしましょう。

断乳によるおっぱいのトラブルは3日目がピーク

断乳に失敗してしまうもう一つの要素としておっぱいの張りがあります。今まで赤ちゃんに与えていた母乳が断乳により行き場を失うと、生成量と排出量のバランスがとれずにおっぱいに溜まっていきます。母乳が外に出されないことで乳腺を詰まらせ、乳腺炎に発展することもあるため注意が必要です。

胸の張りが生じた際に絞り取ることができれば胸の張りを解消できますが、症状が出るたびに搾乳していては母乳の分泌量が減らないため、いつまで経っても母乳の分泌を止めることができません。張りだけで済んでいる場合は搾乳をできるだけ我慢し、冷却するなどして様子を見ましょう。

断乳を成功させるためには、まずは3日目まで続けてみることです。根気強く継続し、断乳を成功させましょう。