赤ちゃんがおっぱいを必要としなくなり、卒乳を迎えた後は正しいおっぱいケアが必要です。この時、適切に対処しなければ乳腺炎などのトラブルに発展することもあります。今回は卒乳を迎えたママにおすすめの、正しいおっぱいケアについて解説します。

卒乳とは

卒乳は赤ちゃんが自ら母乳を必要としなくなることで母乳育児を止めることです。母乳育児を止める方法には卒乳の他、ママの意思で意図的に授乳を止める断乳があります。一昔前は栄養上の観点やママへの依存度が高くなることを懸念し、断乳が一般的でした。

しかし、現在では赤ちゃんの気持ちに寄り添い、自然な形でおっぱいから卒業させる卒乳を選択するママが増えています。卒乳後は正しいおっぱいケアをしなければ乳腺炎を発症する可能性がある他、2人目を妊娠、出産した場合の母乳の質に悪影響を及ぼすといわれています。

胸が張る度に搾乳するのはNG

卒乳するとそれまで赤ちゃんに与えていた母乳がおっぱいに溜まるため胸に張りを感じることがあります。しこりや熱がある場合は乳腺炎の可能性があるため注意が必要ですが、胸が張る度に搾乳すると母乳の生成量が減らないためいつまで経っても改善されません。

母乳の生成はホルモンにより行われており、1回の授乳時間が10分以上で授乳回数が1日に5回以上ある場合に活発に分泌されます。卒乳し、授乳時間や回数が減ると少しずつ生成量も少なくなります。まずは1日1回の搾乳からスタートし、徐々に2日に1回、3日に1回と頻度を少なくしていきましょう。

ハーブの力で優しい卒乳ケアを

母乳の分泌量が減らない場合はペパーミントの冷湿布が効果的です。ペパーミントには母乳の生成を抑える効果が期待できます。作り方は以下の通りです。

1.洗面器に冷水を張ります
2.ペパーミントのアロマオイルを数滴垂らします
3.乾いたタオルを浸し、軽く絞ります
4.ペパーミント水を含ませたタオルを胸に当てます

胸の張りを感じている時だけでなく、お風呂上りや搾乳後に当てることで母乳の生成量を抑えることができます。まとめて作りフリーザーバッグに入れて冷蔵庫で保管しておくと便利です。

また、ミントティーやセージ茶などのハーブティーも効果的です。卒乳後に正しいおっぱいケアをしなければ乳腺炎などのトラブルに発展することもあるため、注意が必要です。正しい方法でママも母乳から卒業しましょう。