哺乳瓶は消毒して使っていても、誤った方法では殺菌しきれていなかったり消毒後に雑菌が付着する場合があります。ここでは、哺乳瓶の3つの消毒方法をご説明します。

方法(1)煮沸消毒で哺乳瓶を消毒する場合

哺乳瓶の消毒方法で昔から親しまれている方法が煮沸消毒です。鍋に沸かした熱湯に哺乳瓶を付けて高温で殺菌出来ます。しかし、簡単に思える煮沸消毒ですが、いざやろうとすると正しい手順で出来ているかどうか不安になりがちです。以下の手順で出来ているかチェックしてみましょう。

<煮沸消毒の正しい方法>

用意するもの

・哺乳瓶
・哺乳瓶の本体部分がすっぽり入る鍋
・トング
・スポンジ(赤ちゃん専用を用意する)
・ブラシ(赤ちゃん専用を用意する)
・乳首用ブラシ(赤ちゃん専用を用意する)
・キッチンペーパー
・専用洗剤(無くても良い)

手順

1.哺乳瓶の各部品をバラバラに外す
2.1を専用洗剤とブラシを使って念入りに洗う(専用洗剤は無くても良い)
3.流水でしっかり洗い流す
4.鍋に水をたっぷり入れ哺乳瓶を入れた状態で火にかける
5.沸騰後に約3分間経ってからトングを使って乳首部分を鍋から取り出し、さらに約4分後に哺乳瓶の本体部分を取り出す
6.5をキッチンペーパーの上に逆さまにして置き自然乾燥させる
7.蓋付きのケースに入れて保管する

煮沸消毒は以下のシーンで使う人におすすめです。

<煮沸消毒が向いている人>
・普段は母乳育児で時々しか哺乳瓶を使わない
・実家への里帰りや旅行先に消毒道具を持っていきたくない
・専用洗剤や電子レンジ専用容器を持っていない

方法(2)電子レンジで哺乳瓶を加熱消毒する場合

電子レンジを使った加熱消毒は、煮沸消毒と同様に水分を加熱し高温で殺菌する方法です。電子レンジのマイクロ波が水を加熱し、スチームを発生させる仕組みを利用して消毒します。お湯を沸かす手間が無い分、煮沸消毒より手軽に出来ますが、誤った使用方法では殺菌力が十分に発揮されない可能性があり注意が必要です。以下の正しい手順で行ないましょう。

<電子レンジを使った加熱消毒の正しい方法>

用意するもの

・電子レンジ
・電子レンジ対応の哺乳瓶(ガラス製がおすすめ)
・電子レンジ消毒用の専用ケース
・スポンジ(赤ちゃん専用を用意する)
・ブラシ(赤ちゃん専用を用意する)
・乳首用ブラシ(赤ちゃん専用を用意する)
・キッチンペーパー

手順

1.哺乳瓶の各部品をバラバラに外す
2.1をブラシを使って念入りに洗う
3.流水でしっかり洗い流す
4.専用ケースに哺乳瓶をセットする
5.4に指定量の水を入れる
6.5を電子レンジに入れ、決められた時間で加熱する
7.ケースが触れる程度に熱が冷めるまで電子レンジから取り出さず放置する
8.電子レンジからケースを取り出し水を抜く
9.哺乳瓶を熱いうちにキッチンペーパーの上に逆さまにして置き、自然乾燥させる
10.蓋付きのケースに入れて保管する

電子レンジを使った加熱消毒は以下の人におすすめです。

<電子レンジを使った加熱消毒が向いている人>
・加熱消毒したいが、煮沸消毒は手間がかかるためやりたくない
・専用洗剤を使いたくない
・毎日使うので手軽に消毒したい
・旅行先や実家への帰省で使いたい

方法(3)薬液の浸け置きで哺乳瓶を消毒する場合

薬液を使った浸け置きタイプの消毒方法は、お母さんの手間が特に省ける方法です。浸け置きに必要なケースは、メーカーが薬液と一緒にセットで販売しているケースが多く見られます。指定された使用方法に沿って使わないと正しい効果が発揮されないため、商品ごとに使用方法を確認しましょう。浸け置き消毒は以下の人におすすめです。

<薬液の浸け置き消毒が向いている人>
・1日に何度も哺乳瓶を洗うので、時間を短縮したい
・哺乳瓶の消毒に時間をかけたくない
・薬液でしっかり消毒したい
・母乳を使わずミルクで授乳している

まとめ
哺乳瓶の消毒はいずれも簡単ですが、誤った使用方法ではきちんと消毒できません。特に熱湯や電子レンジを使う際は、加熱による事故が起こる可能性があるため十分に注意しましょう。使用する消毒方法に適した哺乳瓶かどうかを予め確認しておくことも大切です。