ミルクで育児をしているお母さんにとって、赤ちゃんがミルクを飲まないと何かと不安になるもの。ミルクを飲まない理由はいくつか考えられますが、哺乳瓶の選び方が間違っているのかもしれません。ここでは、赤ちゃんがミルクを飲みやすい哺乳瓶の選び方についてご説明します。

哺乳瓶は年齢に合わせてサイズ交換しよう

赤ちゃんが哺乳瓶からミルクを飲まない場合、まずは哺乳瓶のサイズが合っているかどうか確かめましょう。赤ちゃんは大きくなるにつれ、一度にミルクを飲む量が増えるため、新生児から生後6カ月頃にかけて哺乳瓶のサイズを変えていくことが理想です。以下のサイズ表を参考にしましょう。

<年齢別・哺乳瓶のサイズ>
新生児:80ml〜160ml
生後1カ月頃:120ml〜160ml
生後3カ月頃:160ml〜220ml
生後6カ月頃:200ml〜220ml

赤ちゃんの口の大きさに合う乳首を選ぼう

1日に何度もミルクをあげていると、大きい哺乳瓶でミルクをあげる方が便利に感じることがあります。しかし、哺乳瓶の乳首が大き過ぎると赤ちゃんの吸う力が足りず、上手にミルクが飲めないことがあります。年齢に合ったサイズの哺乳瓶を選んでいる場合でも、平均よりも口が小さい赤ちゃんは上手に飲めません。乳首のサイズは同じ哺乳瓶で複数販売されているケースがほとんどです。ミルクを飲んでいる最中の赤ちゃんをよく観察し、飲みづらそうであれば乳首のサイズを見直しましょう。

さらに、哺乳瓶の乳首には商品によって様々な形や特徴があります。哺乳瓶で上手くミルクが飲めない赤ちゃんのために開発された、飲みやすい形の乳首もあります。普段は母乳育児を行なっており、時々使う哺乳瓶で上手く飲めない場合には、おっぱいから直接飲んでいるような感覚を味わえる乳首が付いた哺乳瓶が販売されています。商品ごとに特徴が異なるため、目的に合わせて選びましょう。

ミルクが熱過ぎるせい?ミルクを適温にする作り方

哺乳瓶のサイズや乳首のタイプを変えても赤ちゃんがミルクを飲まない場合は、ミルクの温度が熱過ぎるせいかもしれません。大人が適温だと思っても赤ちゃんには熱いと感じる場合や、標準よりも熱さに敏感な赤ちゃんは適温でも熱いと嫌がることがあります。以下の方法に沿ってミルクを適温に保てているかどうかチェックしましょう。

<ミルクを適温にする作り方>
1.哺乳瓶に粉ミルクを入れる
2.必要量の1/3〜2/3の熱湯を注ぐ
3.哺乳瓶に乳首とキャップを付ける
4.円を描くように哺乳瓶を振ってミルクを溶かす
5.乳首を外し、残りの熱湯を入れる
6.さらに哺乳瓶を振ってミルクを溶かす
7.氷水を張ったボウルに哺乳瓶を入れて冷ます
8.手首の内側にミルクを数滴落とし、温度を確認する
9.ミルクをやや熱いと感じる人肌程度まで冷ます

ミルクの適温はやや熱いと感じる約40度です。氷水に浸けていると哺乳瓶はすぐ冷たくなりますが、中のミルクは十分冷めていない場合があります。赤ちゃんに与える前に、必ずミルクの温度を確かめましょう。

赤ちゃんが飲みやすい哺乳瓶の角度をマスターしよう

正しい哺乳瓶を使っていても赤ちゃんが哺乳瓶からミルクを飲まない場合、ミルクを与える姿勢が悪く飲みづらいことも考えられます。首が据わっていない赤ちゃんはお母さんの腕に抱っこされてミルクを飲むため、不自然な姿勢では上手にミルクを飲む事が出来ません。以下の手順でミルクを与えられているかどうかチェックしてみて下さい。

<ミルクを飲ませる正しい姿勢>
1.お母さん自身が楽な姿勢を取る
姿勢の悪さでお母さん自身がストレスを感じていると赤ちゃんにも伝わり、ミルクを嫌がる原因になります。赤ちゃんが安心してミルクを飲めるよう、楽な姿勢を取りましょう。

2.クッションを使って高さを調節する
赤ちゃんの背中にクッションを敷き、楽な位置に高さを調節しましょう。赤ちゃんの体重がクッションで分散されるため、足への負担も軽くなります。

3.頭を上げ過ぎない
頭を上げ過ぎると首が圧迫され呼吸がしづらくなります。息苦しさからミルクを飲まない原因になるため気をつけましょう。

4.哺乳瓶を90度の角度で与える
哺乳瓶を赤ちゃんに与える時は、赤ちゃんの口に対して90度の角度で哺乳瓶を支えてあげましょう。

まとめ
赤ちゃんがミルクを飲まないと感じたら、哺乳瓶が赤ちゃんの成長や口の形に合っているかどうか確認しましょう。赤ちゃんは毎日成長しているため、哺乳瓶もこまめに見直すことが大切です。特に乳首は劣化や破損しやすいため、新しい乳首に取り替えるだけで赤ちゃんがミルクを飲むようになることもあります。ミルクの作り方や与え方にも注意し、赤ちゃんが安心してミルクを飲める環境を作ってあげましょう。