妊活中の夫婦にとって排卵日を把握することはとても大切です。今回の相談者は結婚5年目ですが、妊活がうまくいかないようです。どうすれば排卵日を特定できるのでしょうか。病院でも対処してもらえるのでしょうか。専門家に聞いてみました。

排卵日についての相談:「排卵日の特定はどうすればできますか?」


『結婚5年目です。生理周期は28日、生理後12〜17日に数回タイミングを取っていますが、妊娠に至りません。排卵後12時間以内が卵子の寿命と聞きますが、病院ではその12時間を特定できますか。夫は連日協力してくれるわけでもなく、確実な日がわかればタイミングを図れると思います。病院へはいつ行くべきでしょうか。(30代・女性)』

卵子の寿命は24時間。精子が子宮内で待機している方がよいことも

卵子の寿命は24時間で、精子の子宮内での寿命は3〜7日です。あらかじめ精子が子宮内で待機してる方が妊娠しやすいこともあるようです。

『排卵後12時間過ぎると妊娠できないわけではありません。一般的に卵子の寿命は24時間です。卵子の寿命中6〜8時間や、12時間が受精可能な時間という説もありますが、あらかじめ精子が子宮内で待機している方が妊娠しやすく、妊娠しやすい時期は排卵2日前・前日・当日・翌日の順です。 (産科・婦人科医師)』


『精子の寿命は3〜7日と長いため、卵子の受精可能時間である6〜8時間に、必ず夫婦生活を合わせる必要はありません。精子が待ち構える形で受精することも可能です。(看護師)』


基礎体温をつけて特定を。検査薬を使う方法も

まずは基礎体温をつけましょう。排卵検査薬を使う方法もあります。病院は排卵日に近いころに行きましょう。

『基礎体温を測って、大体の排卵日を特定しましょう。体温が最も下がった前後に排卵が起きるため、その頃にタイミングを図るとよいです。さらに排卵検査薬を使用するとより分かりやすいでしょう。生理が定期的なら、次の生理予定日から遡って14日目くらいに排卵が起きます。(産科・婦人科医師)』


『基礎体温をつけることで、排卵時期を予測できます。排卵検査薬を使用する人もいます。検査薬はLH(黄体形成ホルモン)の濃度に反応し、陽性が出て24〜48時間後に排卵が起こります。(看護師)』


『病院では、生理周期や基礎体温から排卵日を予測し、エコー検査で卵胞の大きさを確認したり、血液内のホルモンの量から排卵日を特定します。時刻まで特定できるかはわかりませんが、自身で予測するより確実でしょう。そろそろ排卵かなと思う時期に受診してください。(産科・婦人科医師)』


『病院では、卵胞の大きさを調べる超音波検査・ホルモン値を測定する血液検査・おりものの質を調べる経管粘液検査で、排卵日を予測しますが、時間の予測までは難しいでしょう。病院では精子の寿命と卵子の寿命を考慮し、排卵予測日の1〜2日前に夫婦生活をもつよう指導されることが多いです。(看護師)』


『予測できる排卵日に近い時期に病院を受診しましょう。基礎体温をつけているなら、持参するとよいでしょう。事前に電話などで受診の確認をしておきましょう。(看護師)』


基礎体温をつけたり排卵検査薬を使うことで、ある程度排卵日の把握はできるようです。病院だとより確実に調べられますが、そろそろ排卵かなと思うころに受診しましょう。