生まれて間もない赤ちゃんは、おっぱいを飲んでは寝ての繰り返しです。そのため、育児疲れと睡眠不足が重なり辛いという相談に対し、医師や看護師さんたちのアドバイスとは。

3カ月のママからの相談:「母乳育児中。赤ちゃんがすぐ起きてしまい、私の体力が限界です」


『 3カ月になる娘がいますが、病院では全然母乳が出ず不安のまま退院しました。必死におっぱいを吸わせても2〜3時間ごとに泣き出し、寝不足続きで疲れ果てています。常に眠く疲れていて、体力をつけたいけれど30分ですぐ泣いて起きてしまい困っています。短時間で体力回復できる方法や、長く寝てくれる方法などあれば教えてください。 (30代・女性) 』

母乳はお腹がすきやすい

母乳は消化がよいため授乳間隔が短くなりがちですが、赤ちゃんが1回に飲む量が増えてくると、寝る時間も徐々に長くなってくるでしょう。就寝前のみミルクを足したり、添い乳などで乗り切る方法もあるようです。

『おっぱいの出をよくするには、なるべくお子さんに吸ってもらうことです。まだ赤ちゃんも吸う力が弱いので、一度に満足できる量を飲めていないのかもしれません。(産科医師)』


『赤ちゃんが寝たらママも横になって休んでください。もう少しすると、赤ちゃんも飲むのが上手になり1回の飲む量が増えるので、授乳回数が減り夜の睡眠時間が長くなってきます。(産科医師)』


『母乳は消化が早くすぐに空腹になるため、就寝前のみミルクを飲ませてもよいでしょう。家事や育児全てを完璧に行おうとせず、赤ちゃんが寝る時は少しでも一緒にお昼寝をしましょう。(看護師)』


『賛否両論ありますが、私は赤ちゃんと一緒に横になって行う「添い乳」で身体を休めています。その際は、自分も眠ってしまい赤ちゃんの口を塞がないようにだけ注意が必要です。添い乳は、母乳をしっかり飲む前に眠ってしまいすぐに起きるという説がありますが、ある程度飲んだ頃に添い乳に変えるという方法もあります。3カ月を過ぎると首も安定し身体も大きくなるので、1つの方法として考えてみるのもよいでしょう。(看護師)』


昼は活動的に過ごし夜は静かに

赤ちゃんの生活リズムを整えるため日中は活動的に過ごし、就寝前は静かな環境を作ってあげましょう。

『昼夜の区別をつけて生活リズムを作るため、昼間は部屋を明るくしましょう。起きている時は話しかけたり手足の運動をさせ、夜は部屋を暗くして静かな環境を作ってください。(産科医師)』


『原因もなく夜泣きをすることがありますが、泣く理由は赤ちゃんにしか分からず、夢を見たり不安になったりスキンシップを求めているともいわれています。赤ちゃんが理由もなく泣きだしたら、しっかり抱きしめて安心感を与えてください。(産科医師)』


『朝は同じ時間にカーテンを開けて起こし(理想は7時頃)、昼間はお散歩などで活動的に過ごし、夜は薄暗いお部屋でママと2人の時間を作って安心した眠り(理想は20〜21時頃)に誘導してあげましょう。(看護師)』


『3カ月だと、眠りが浅くなるレム睡眠と眠りが深くなるノンレム睡眠の周期がまだ大人より短いため、夜中の眠りが浅くなります。(看護師)』


これから徐々におっぱいを飲む1回量が増えて、授乳間隔も開いてくるのではないでしょうか。朝は朝日を浴びて夜は静かに過ごすなど、赤ちゃんの生活環境を整えてあげるようアドバイスいただきました。