1歳11カ月に入ると歯が生え揃うため、歯磨きを習慣づけることが大切です。また、歩くことが格段に上手くなり、駆け足ができるようになる他、本格的なイヤイヤ期に突入します。今回はそんな1歳11カ月の発育状況を見ていきましょう。

1歳11カ月の赤ちゃんの身長と体重

平成22年に厚生労働省によって行われた乳幼児身体発育調査で発表された1歳11カ月の赤ちゃんの標準的な身長と体重は以下の通りです。

(1)身長
男の子:85.1cm
女の子:83.8cm

(2)体重
男の子:11.28kg
女の子:10.64kg

赤ちゃんの成長は両親の体型が深く関わっているほか、出生時の大きさや運動量にも左右されます。上記の数値はあくまでも目安であるため、あまり神経質になる必要はないでしょう。

1歳11カ月の赤ちゃんの発達状況

1歳11カ月の赤ちゃんの発達状況は以下の通りです。

(1)歯が生え揃う
一番奥にある奥歯4本以外の歯については、個人差はありますが2歳前に生え揃う子がほとんどのようです。この場合、生えている歯は前歯4本、糸切り歯4本、手前の奥歯8本で合計16本です。

(2)駆け足ができる
歩き始めのころに比べ、随分と足取りがしっかりしてきます。お散歩の最中などに興味のあるものを見つけると急に駆け足で駈け寄る、ぴたっと止まることもできるようになります。その他、後ずさりや段差の乗り越えも簡単にできます。

(3)なんでも嫌がる
1歳7カ月から始まったイヤイヤ期は1歳11カ月を迎えると本格的になります。何を言っても嫌がられるためイライラする、感情のまま怒るということをしてしまいがちです。イヤイヤ期を上手に乗り切るためには命令しないことがポイントです。

「お風呂に入ろう」などのように選択肢を一つに絞らず「お風呂に面白いおもちゃがあるけどリビングのおもちゃとどっちで遊ぶ?」などのように選択肢を与え、お風呂を選択した場合は沢山褒めてあげましょう。

1歳11カ月の赤ちゃんの生活面

(1)食事
歩くことが増えることで、一気に食欲が増す子がいます。1歳10カ月に引き続き、1日3回の食事をしっかりと食べさせ、おやつもサツマイモやおにぎりなどエネルギーになるものを用意しましょう。また、食事、おやつともに時間を決め、食卓に座って食べる習慣をつけることも大切です。

一方で食べる量が増えない子もいます。毎回同じものを食べずにいる場合は好き嫌いが始まっている可能性があります。細かく刻める物はチャーハンの具として混ぜる、スープの具に加えるなど、工夫して食べられるようにしてあげましょう。

(2)歯磨き
歯が生え揃うこの時期にしっかりと歯磨きを習慣づけることが大切です。まずは柔らかいベビー歯ブラシを用意して歯磨きをさせましょう。この時期からかかりつけの歯科医師を見つけておくことも重要です。フッ素を塗るなどして虫歯を予防しましょう。

1歳11カ月は本格的なイヤイヤ期が始まります。赤ちゃんの言動に振り回されがちになりますが、今回ご紹介したコツをまずは実践してみましょう。