1歳になりたての赤ちゃんと2歳前の赤ちゃんでは同じ1歳児でも発育状況が全く異なります。1歳児におもちゃを選ぶときは、それぞれの発育に合わせた物を選ぶことが重要です。今回は1歳児におすすめのおもちゃについて説明します。

1歳児初期のおもちゃ

1歳を過ぎると多くの赤ちゃんは出生時の3倍の体重になり、身長は1.5倍になります。1歳3カ月に入ると約8割の赤ちゃんが歩き始めます。歩くことで運動量が増え、すっきりとした身体になります。

1歳0カ月?1歳3カ月の赤ちゃんは歩くことで視点が変わるため、高いところを見上げる、上下左右に動くものを目で追うことができるようになります。様々なものに興味を示し、自分から近づいて触るなどといった探索行動を始め、周りの世界を少しずつ知っていきます。

1歳3カ月を過ぎると手先の器用さが際立ち、積み木などを積むことができるようになります。1歳を過ぎたあたりから積み木やブロック、卓上で遊べるループトイなどのおもちゃで遊ばせてあげると手先を上手に動かすことができるようになります。

1歳児中期のおもちゃ

1歳4カ月を過ぎると運動発達のスピードは落ち着き、次第に個人差が出てきます。前歯4本の歯が生え揃う子がほとんどで奥歯が生えてくる子もいます。手先はより一層器用になり、道具を使うことができるようになります。積み木なども2〜3個積めるようになります。力加減を調整することはできないものの、ボール投げなどもできるようになります。

この時期の赤ちゃんは大人の真似をしたがり、掃除機をかける、料理をするなど、ママが日常的にしている動作を真似します。この時期のおもちゃはままごとが良いでしょう。

1歳児後期のおもちゃ

1歳8カ月以降になると徐々に自分の感情や見たものを「まんま たべる」などのように二語文で表現できるようになります。しかし、話している内容が相手に伝わっているのか自信がある訳ではなく、相手の反応を確かめながら話しています。赤ちゃんが話しかけてきたらその内容を反復し内容を確認してあげましょう。この作業を繰り返し行うことで赤ちゃんは自信がつき、より多くのおしゃべりをするようになります。遊びの中でも様々な会話を楽しみながら、発語を促してあげることが大切です。

また、自我が芽生え、本格的なイヤイヤ期に突入します。この頃は何を言っても嫌としか言わないためママはうんざりするかもしれませんが、赤ちゃんは自分で決めたいという思いを抱えています。命令形で話すことはせずに選択肢を与えて自己決定を促し、良い方を選べた時は、しっかり褒めてあげましょう。

この時期の赤ちゃんにおすすめのおもちゃは、楽器の音や歌が鳴るおもちゃです。1歳8カ月を過ぎると音感が発達し、歌に合わせて声を出す子や踊り出す子がいます。メロディーの流れるおもちゃを使い、音楽の楽しさを教えてあげましょう。

1歳児のおもちゃ選びは、発達に合わせたものを選ぶことが大切です。赤ちゃんの好奇心をくすぐるような、素敵なおもちゃを選んであげましょう。