1歳に入ると前歯が生え揃うため、咀嚼がしっかりとできるようになり、食べられるものも増えます。道具を使い、自力で食べる意欲が出てくるこの時期にはどのようなお弁当が適しているのでしょう。今回は1歳児向けのお弁当について説明します。

1歳児の食事

1歳児になると前歯が生え揃い、食べ物をしっかりと噛み切ることができるようになります。また、物を掴む際の力加減が徐々に分かってくる時期でもあるため、手づかみ食べが上手になります。1歳児の後期に入るとほとんどの赤ちゃんが離乳食を終え、普通食に移行します。この頃から道具を上手に使えるようになるため、食事の際は持ち手のついた食器やフォーク、スプーンを活用しましょう。

1歳9カ月超えると活動量が増えるため、著しく食欲が増える傾向にあります。食事の量が増え、おやつもしっかり食べるようになりますが、一方で食べる量が増えない子もいます。毎回同じものばかりを食べる場合は好き嫌いをしている可能性があるため、保育園などに通いお弁当を持たせているときは、お弁当の食べ残しがないか毎回チェックしましょう。

1歳児向けのお弁当とは?

1歳児に適した食事量とはどのくらいなのでしょう。1歳児の1日の摂取カロリーの目安は以下の通りです。

◆男の子:1,000kcal
◆女の子:900kcal

20代女性の1日の摂取カロリーの目安が2,000kcalであるため、ママの食事量の半分程度が1歳児に適した食事量です。これを基にした1食分の目安は以下の通りです。

◆主食:ご飯 80g、8枚切り食パン1枚、うどん30g、ジャガイモ1個
◆主菜:魚1/5切、肉20g
◆副菜:トマト10g、ブロッコリー1房、ほうれん草15g
◆その他:豆腐1/6丁、納豆1/2パック、卵1/2個、ヨーグルト100g、牛乳50ml

1歳児のうちは月齢や活動量によって食べられる量に個人差があります。上記はあくまで目安であるため、お子さんの成長に合わせ量を調節しお弁当を作りましょう。

完食を目指すお弁当を作るコツ

お弁当を残さずしっかり完食してもらえるようにするコツは以下の通りです。

(1)1歳児初期は手づかみできるものをメインに
1歳になったばかりの赤ちゃんはまだフォークやスプーンを使い、自力で食べることは困難です。一口サイズのおにぎりやスティックパンなど手づかみで比較的簡単に食べられるものを用意しましょう。お弁当を食べる際にママが傍についていられる場合は別ですが、保育園などで食べる場合はピックの使用は誤飲の恐れがあるため避けたほうが良いです。

(2)1歳児後期はフォークやスプーンで取りやすいものを
1歳7カ月頃から手先が器用になり、フォークやスプーンなどの道具を上手に使えるようになります。この頃から手づかみメニューを少しずつ減らしましょう。メニューはフォークやスプーンで簡単に取りやすいものがおすすめです。あまりに硬い物や表面がツルツルしている物はフォークが刺さりにくいため避けましょう。

1歳児といっても1歳になったばかりの1歳0カ月ともうすぐ2歳になる1歳11カ月では食べる物や量に大きな差があります。お子さんが食べきれる量を見極め、お弁当を完食した場合は沢山褒めてあげましょう。