1歳児は手先が徐々に器用になり、積み木を2、3個積む、食事の際にフォークやスプーンを使うなどの動作が可能になります。この時期に製作を通し、物を作る楽しさや喜びを教えてあげましょう。

手先が器用になる1歳児

1歳3〜4カ月に入ると力加減の調節が徐々にできるようになるため、積み木を2、3個積むことができるようになります。1歳7カ月を過ぎると手先はより一層器用になり、食事の際にスプーンやフォークなどの道具を使えるようになります。1歳8カ月に入ると自分で食べたい欲求が出てくるため、大人が食べさせようとしても口を閉じ、拒否する子もいます。

まだ自分で上手に食べることができないため、食べこぼしなどはありますが、できるだけ本人の意思を尊重してあげることが大切です。手先が器用になる1歳は製作を始める時期としてもおすすめです。製作を通して物を作る喜びを教えてあげましょう。

製作後に遊べるおもちゃで作る喜びを教えて

1歳児はまだ物を作る意味や過程をなかなか理解できません。まずは簡単なおもちゃを製作し、その後遊んで作ることの楽しさや喜びを教えてあげましょう。初めての製作でおすすめなのがペットボトルマラカスです。

【準備するもの】
◆空のペットボトル
◆ビーズなど

【作り方】
? ペットボトルにビーズなどを入れます
? キャップをしっかりと閉めます

ビーズは誤飲の恐れがあるため、製作中はお子さんから目を離さないように注意してください。ペットボトルの口が狭いとビーズが入れにくいため、少し口が広くなっているタイプのペットボトルを用意してあげましょう。ビーズをつまむことが難しい場合は、事前にビーズを貼るところまでは仕上げ、ペットボトルにシールを貼るなど別の作業を用意してあげましょう。

季節ごとの製作で四季を楽しむ

保育園に通うお子さんは月毎に様々な製作に取り組みます。製作を通して四季を感じることで季節ごとの行事をより一層楽しめるようになります。1年間の製作をまとめるだけで1歳児の成長の証を残すことができます。ここでは1歳児でも簡単に作れるゆらゆらこいのぼりをご紹介します。

【準備するもの】
◆紙皿
◆マスキングテープ
◆シール
◆クレパス、絵の具など

【作り方】
? 紙皿は半分に折り、右端をまっすぐ切り落とします。左側は尾に見立てV字にカットします
? 切り落とした部分はケガ防止のためマスキングテープで保護します
? 大きめのシールを用意しお子さんに貼り付けてもらいます
? クレパスや絵の具でペイントするのもおすすめです

丸いシールを使うとこいのぼりの目を簡単につけることができます。絵の具は指につけスタンプのように押して使いましょう。手を汚したくない場合はクレヨンよりクレパスの方が手につきにくいためおすすめです。

1歳児の製作は思うように進まず、上手に物が作れない場合もあります。あまり完成型に拘らず、物を作る喜びを教えてあげましょう。