2歳3カ月は自我が芽生え始め大人の言うことに何でも逆らいたがるので「イヤイヤ期」とも呼ばれます。この時期に言語能力が爆発的に発達するため、子どもの成長を促しながらお母さん自身のストレスも溜まらないよう上手に乗り切りましょう。

「イヤイヤ期」は気持ちに寄り添ってあげよう

2歳3カ月になると子どもが使う言葉の量が急に増え、自我が芽生え始めるため手を焼いて大変になりがちです。これは2歳〜2歳半の時期によく現れる症状で「言葉の爆発期」ともいわれています。これまで言葉をほとんど使わなかった子どもが急におしゃべりになる、大人顔負けのセリフを話すようになるなど驚くことが増えてきます。お母さんにとっては言う事を聞かなくなるのでストレスが溜まりやすくなりますが、脳が発達している重要な時期だということを理解しましょう。
子どもが「イヤイヤ」とダダをこねるのは、自己主張したいという自然な欲求の現れです。その時々によって単に反抗したいだけの場合もあるので、全てを真に受けて無理に強制しないことがポイントです。子どもが「イヤイヤ」と言ったら「そうか、イヤなんだね」と共感してあげると落ち着く場合もあります。「次はこれをする時間だよ」とスケジュールで決めたことを促し、関心を他に移す方法も効果的です。反抗しているのを間に受けて自分の言う事を聞かせようすると逆効果になる場合もあります。外出先で泣きわめく、その場から動こうとしなくなるなど手を焼く事が増えますが、子どもの気持ちに向き合うことが大切です。
 

積極的に話しかけて語彙力を増やそう

2歳3カ月は爆発的に言葉を覚えて使い始めますが、親とのコミュニケーションが少ないと語彙力も伸びません。この時期の子どもには積極的に話しかけ、語彙力が増えるのをサポートしてあげましょう。感情や欲求を、泣くなどの言葉以外の動作で表現していた子どもでも、言葉が自然と出てくるようになると落ち着くことがあります。上手く言葉が出てこない時は「このことかな?」と補足してあげるときちんと会話が出来るケースもあります。
2歳3カ月で語彙力が思うように伸びないと感じる場合は、以下のような理由が考えられます。

・スマホやタブレットで遊ばせている
・テレビ番組など一方通行のコミュニケーションが多い
・外で遊ぶ機会が少ない
・同世代の子どもと遊ぶ機会が少ない
・親以外の大人と接する機会が少ない

子どもの語彙力はインプットの多さと比例するため、なるべく親以外の人と接する機会を作ってあげましょう。ゲームやスマホなどを与え過ぎないことも大切です。また、いつも子どもと二人きりでいる時間が長いお母さんはストレスが溜まりがちです。親や夫に子どもを預けて休養を取ることが子どもにとっても良い刺激になると捉え、上手にストレス発散しましょう。
 

出来るようになったことに意識を向けよう

2歳3カ月は手先の細かい作業が出来るようになる、お母さんが付いていなくても一人遊びが出来るようになるなど心身ともに自立出来ることが増えます。育児の大変さに翻弄されがちですが「イヤイヤ期」は子どもの成長を感じられる大切な時期ともいえます。新しい言葉を覚えたり絵本をめくれるようになったりなど、新しく出来るようになったことを認めてあげましょう。子どもの成長に意識を向けることで、お母さん自身も「イヤイヤ期」を上手に乗り切れるはずです。

まとめ
2歳3カ月は手を焼く時期ですが、子どもが健康的に成長している証拠です。お母さんも自我が芽生え始めた子どもと会話が楽しめるようになります。とはいえ、コミュニケーションがまだ上手に取れないもどかしさを子ども自身も感じているはず。ゆっくりと成長を見守る気持ちで接してあげましょう。