2歳6カ月の子どもは、身体機能が発達して自由に動き回るようになります。この時期は「イヤイヤ期」とも呼ばれ、どのような子育てをすれば良いのか悩む時期でも有ります。今回は、身体や言葉の発達に合わせた子育てのコツをご説明します。

2歳6カ月は「イヤイヤ期」の真っただ中

2歳6カ月の子どもは「イヤイヤ期」と呼ばれ、お母さんの言う事に何でも「イヤ」と言いたがる時期といわれています。これには自我の芽生えが関係しています。脳の知覚分野が発達して自立心が出てくるようになるため、言われた通りにするのでは無く自分で決めたがります。お母さんにとっては手を焼く大変な時期ですが、一人の人間として成長するための大切なプロセスです。
子どもが「イヤイヤ」とダダをこね始めたら、無理に強制するのではなく共感するように気持ちに寄り添ってあげましょう。子どもがダダをこねたりぐずったりするのは、思うように言葉が出てこない、欲求を表現出来ないといったもどかしさが原因の場合があります。意思表示の仕方を勉強している最中だと捉えて、優しく見守ってあげることが大切です。

お散歩に行く時間を増やそう

2歳6カ月頃になると、身体能力が一段と発達し階段も手を付かずに足だけで登ったり降りたり出来るようになります。左右の足を交互に前に踏み出せるようになるため、自立して歩けるようになります。歩くことへの興味が湧く時期なので、なるべくたくさんお散歩の時間を作ってあげましょう。お母さんに手を引かれて歩いていた子どもも、一人でお母さんの前を歩こうとすることもあります。車や自転車などの交通量の多い場所は危ないため、歩行者専用道路や公園といった安全な場所で歩かせましょう。
また、両足でジャンプも出来るようになるため、飛び跳ねたり全身を使った運動をしたがるようになります。この時期は夫に子どもの遊び相手になってもらう最適のタイミングです。一人で全てやろうとせず、上手に育児を分担しましょう。

2歳6カ月は積極的に友達と遊ばせよう

2歳6カ月は社会性が身に付いてくるとともに「今日」「昨日」「明日」といった時間の概念や「ぼく」「わたし」といって一人称を理解し始めます。大人が面倒を見なくても同世代の友達同士で遊べるようになるため、積極的に友達を作りましょう。想像力も豊かになるため、積み木で飛行機や建物を作ったり、砂場でトンネルを掘っておもちゃの自動車を走らせることが出来るようになります。友達同士で簡単な会話も出来るようになり、親子には無かった新しいコミュニケーションを学ぶようになります。
また、保育園や幼稚園の行事に参加してお母さん同士の交流を深めることも大切です。育児の悩みを相談する、気晴らしにおしゃべりするなど良い気分転換にもなるはずです。親が社交的になると、子どもも真似をして人見知りをしなくなります。子どものためにも外へ意識を向けてみましょう。

まとめ
2歳6カ月の子育てはこれまで通りにいかないことが増えてきます。子ども自身も自立に向けて試行錯誤している時期です。手を焼くことがあってもすぐに叱ったり強制したりせず、子どもの気持ちに寄り添う姿勢で接しましょう。お母さん自身も育児でストレスを溜めないよう、上手に息抜きをすることも大切です。