2歳10カ月の子どもは「イヤイヤ期」を経て、一人で出来ることがどんどん増えます。2歳10カ月の時期の成長をサポートするコツについてご説明します。

生活習慣のしつけをスタートしよう

2歳10カ月頃は生活に必要な大抵のことは自分一人で出来るようになるため、生活習慣のしつけを始めるのに最適な時期です。以下のような行動から始めてみましょう。

<生活習慣のしつけ例>
・お風呂で体を洗う
・歯を磨く
・洋服を着る
・一人でご飯を食べる
・顔を洗う
・食事で「いただきます」や「ごちそうさま」を言う
これらの行動はしつけをしなくても自然と出来る場合もありますが、まだ完璧に出来るわけではありません。しつけを始めたからといって急に出来るようになるわけではないので、思うように出来なくても必要以上に叱らない事が大切です。小さな失敗を積み重ねて上達するものです。完璧を求めるあまり子どもの自尊心を傷つけることの無いよう、出来たことに意識を向けましょう。
 

豊かになった感情表現をしっかり受け止めよう

2歳9カ月頃は情緒面が著しく発達するため、喜び、怒り、楽しさ、嫉妬、怖いといった感情表現が出来るようになります。新しいおもちゃを友達に自慢したり、お母さんの愛情をもらっている妹や弟に嫉妬したり。まだまだ自己中心的な振る舞いが多いものの、大人顔負けの感情表現が身に付きます。自分の気持ちを分かってもらいたいあまり表現がオーバーになり、お母さんにとっては疲れると感じることもあるかもしれません。しかし、子どもは感情を受け止められたと自覚することで親の愛情を受けているという安心感を得られます。そのため、子どもが感情を表現した時は無視したりせず、なるべく向き合いましょう。
また、妹や弟が出来ると、赤ちゃん返りをする子どももいます。甘えたいのは感情面でSOSを発している証拠なので、突き放したりせず甘えたい時は思いっきり甘えさせましょう。自由な感情表現を受け入れてもらえることで、他者への共感や思いやりの心が育まれます。
 

お友達と一緒に遊ぶ時間を増やそう

2歳10カ月頃になると他者への気遣いが出来るようになり、友達と一緒に遊びたいという気持ちが強くなります。これまでは同じ空間にいてもバラバラに遊んでいた子どもも、友達を誘って遊ぶようになります。しかし、お友達と遊ぶことに慣れていないうちは引っ込み思案になってしまったり上手く友達の輪に入れないケースもあります。回数を重ねるごとに慣れて自然と出来るようになるため、なるべく外出の機会を増やして友達と会う時間を増やしましょう。ただし、子どもも自我の成長とともに自分のやりたいことや好きなことが出来るようになります。一人遊びが好き、体を動かすよりも虫や花をじっと見ている方が好きといった子どももいます。子どもの関心が向いていることを尊重し、見守りましょう。

まとめ
2歳10カ月は社会性が身に付き、周囲へ意識を向けられるようになります。自立心が強く何でも一人でやりたがりますが、まだまだ大人の手助けが無いときちんと出来ないことも多くあります。今日出来たことでも、明日出来なくなることもあります。失敗を重ねながら少しずつ成長していくものと捉え、子どものペースに合わせてゆっくり見守っていきましょう。