2歳12カ月は3歳を目前に控え「三つ子の魂百まで」といわれるように子どもの成長にとって重要な時期です。3歳を迎える前にやっておきたい育児とは?今からでも間に合う子育てのポイントをご説明します。

子どもにしっかり向き合い感情の脳を育てよう

2歳12カ月頃になると日常生活の大抵の事は自分でやりたがるようになり、一人で出来ることも増えます。言語能力も向上するため、ついつい記憶力やしつけといった部分に目が行きがちですが、3歳を迎えるまでは感情面の成長がとても重要です。親に愛情をしっかりもらっているという安心感が、やがて自立心や他者への思いやりといった心の成長に繋がります。2歳の「イヤイヤ期」にあまりかまってあげられなかったというお母さんは、今から子どもとしっかり向き合ってあげましょう。
子どもと向き合う時は、どんな感情表現でもまずは受け止めてあげることが効果的です。自我の芽生えから反抗したがる時期には、言う事を聞かないストレスが溜まるかもしれません。ただし、そこで無視したり強制したりすると子どもは不安を感じます。泣いたりぐずったりすることで親の愛情を確かめているのだと捉え、ありのままを受け止めてあげましょう。
 

外に出て友達と遊ぶ機会を増やそう

2歳12カ月にもなると、社会性が身に付き他者への気遣いも生まれるので、友達と一緒に遊びたいという気持ちが強くなります。親以外のコミュニティに参加することで言語能力や記憶力も刺激されます。これまで家にいることが多かった、親子で遊んでばかりいたというお母さんは、積極的に外へ出て友達と遊ばせましょう。また、親が人付き合いを好まない場合は子どもも親を真似して同じような行動を取ります。子どもに社交性を求めるだけでなく、お母さん自身もママ友を作ったり保育園の行事に参加したりと輪を広げましょう。同じ年頃の子どもを持つママ友と悩みを相談し合うなど、お母さん自身も上手に息抜きすることが大切です。

既に出来る事を認めて伸ばしてあげよう

2歳12カ月は生活に必要な事はある程度自分で出来るようになりますが、成長は個人差が大きいだけでなく、完璧にはほど遠いものです。つい他の子どもと比べて出来ない事に目がいきがちですが、必要以上に叱ると子どもの自尊心を傷つけてしまいます。子ども自身も、自分でやりたくても満足に出来ないもどかしさや悔しさを感じています。完璧なしつけを目指すのではなく、既に出来ている事を認めて伸ばすことに意識を向けましょう。大人がやっていることを真似したがる時期なので、以下のような動作をお母さん自身が手本となって見せてあげることも大切です。

・お風呂で体を洗う
・歯を磨く
・洋服を着る
・一人でご飯を食べる
・顔を洗う
・食事で「いただきます」や「ごちそうさま」を言う
 
まとめ
2歳12カ月は身体的にも精神的にも大人と同じような行動を見せ始める一方で、他の子どもと比べて出来ていないことに意識がいきがちです。この時期の子どもの成長には個人差が大きいため、焦らずゆっくり見守ってあげましょう。また、親の愛情をたくさん受けた分だけ安定した情緒が育まれる大事な時期です。時間にゆとりを持った育児を心がけ、子どもとしっかり向き合いましょう。