2歳児は「イヤイヤ期」とも呼ばれ、お母さんの言う事に何でも反抗したがる時期です。これは、子ども自身も思うようにいかない葛藤や不安を抱えている証拠。2歳児は身体とともに脳も著しく発達するため、遊びを使って上手にイヤイヤ期を乗り切りましょう。

手先や足先の力を使う遊びを体験させよう

2歳児になると、これまでより手先に力が入るようになり、細かい作業を一人で出来るようになります。遊びを通して新しい事にチャレンジする気持ちを引き出し、成長の喜びを親子で体験しましょう。

1.ボール投げ
手の指に力が入るようになるため、上手投げでボールが投げられるようになります。まだ腕力が弱いためキャッチボールは出来ないかもしれませんが、ボールを上手に投げられたら一緒に喜んであげましょう。

2.クレヨンでお絵描き
2歳児になるとクレヨンを使って丸い円を書いたり直線を書いたり、線を交差させるようになります。これまではなぐり書きしか出来なかったのが、だんだんと絵らしくなってきます。お家で飼っている犬や猫、近所のお友達やお父さん、お母さんの顔など身近なものを書かせてみましょう。

3.三輪車
2歳児は手先と同様に足の力も付いてきます。これまでは足を前後に動かして前に進む手押し車を使って遊んでいた子どもも、三輪車に乗ってペダルを上手に漕げるようになります。慣れるまで時間がかかるので、上手に漕げなくてもたくさん遊ばせてあげましょう。

全身を使って一人で遊べる遊具にチャレンジさせよう

2歳児は自我が芽生え始めるため、お母さんの言う事に対して何でも「イヤ」と言ってみたり、やったことが無いのに「自分でする」と言って言う事を聞かなかったりします。遊びに関しても、お母さんのサポートを嫌がって一人で遊ぼうとすることが増えます。2歳児は身体機能が発達し、特に両足でジャンプしたり手を付かずに階段の登り降りが出来るようになります。そのため、お母さんの目の届く範囲で一人で遊べる遊具にチャレンジさせましょう。

1.滑り台
年上のお友達がやすやすと滑り台に登って遊んでいるのを見て、自分もやりたいと主張することが増えます。2歳児になると階段の登り降りが出来るようになるため、お母さんが下で見守りながら滑り台に挑戦させてあげましょう。上手に滑る事が出来たら、一人で出来た事を一緒に喜びましょう。

2.積み木
2歳児になると創造力が発達するため、積み木で何かの形を作ることが出来るようになります。建物や車、飛行機を作って「ごっこ遊び」に夢中になる子どもも増えます。作っては壊し、また作っては壊しと繰り返す遊びも大好きです。積み木を踏んで転ばないよう見守りながら、思う存分遊ばせてあげましょう。

3.砂場遊び
砂場は子どもの創造力を存分に生かす事が出来る遊び場です。一人遊びが大好きな子どもにとっても、砂場は格好の遊び場です。つい洋服や靴が汚れてしまうと叱りたくなるかもしれませんが、汚れるのも子どもの仕事の一つと大きく受け止め、たまには泥んこになるまで遊ばせてあげましょう。

お友達と一緒に遊ばせよう

2歳児になると脳が著しく発達するため、自分と他者の認識が出来るようになる、時間の概念が分かるようになる、他者を思いやる気持ちが出てくるといった社会性が身に付くようになります。お友達と同じ空間にいても並行遊びをしていたのが、一人で遊んでいる友達を誘うようになるなど、子ども同士のコミュニケーションも取れるようになります。社交性だけでなく他者への共感力や自立心が育まれる大事な時期なので、お友達と一緒に遊ぶ機会を作りましょう。お母さん自身もママ友を作ったり保育園の行事に参加したりと、積極的に関わっていくことも大切です。

まとめ
2歳児は自我の芽生えとともに、社会性が身に付き始める大事な時期です。お母さんにとっては手の焼けるイヤイヤ期かもしれませんが、子どもにとっては大切な成長のプロセスです。子どもの成長に合わせた遊びを通して、親子で上手に乗り切りましょう。