2歳児は言葉の爆発期といわれるほど、大人顔負けの言葉を話すようになります。脳が著しく発達して記憶力が向上することが理由の一つですが、お友達と比べて語彙力が少ないと不安になることも。ここでは、言葉の遅れが気になる子どもの成長を促すコツについてご説明します。

2歳児はどんな言葉を喋るようになる?

2歳児は脳の発達が進み、記憶力や情緒、社会性といった能力が身に付き始めます。これらは大人になってから必要になる能力でもあり、この時期に成長を促すことが大切です。特に記憶力のような知覚分野の発達は言語能力と直結するため、新しく覚えた言葉をどんどん喋るようになります。これまでは「あー」「うー」といった擬音語や「ママ」「ぽんぽん」「まんま」といったごく簡単な単語しか喋れなかったのが、大人顔負けの言葉を喋ることも。社会性も身に付き始めるため、親だけでなくお友達同士で簡単な会話が出来るようになります。

2歳児の表現方法は言葉だけじゃない

2歳児は一般的に「言葉の爆発期」と呼ばれ、一気に新しい言葉を覚えて喋り始めます。しかし、同じ2歳児でも成長には個人差が大きく、2歳児の間に目立った成長が見られない場合もあります。他の子どもと比べてしまうと言葉の遅れ?と不安になりがちですが、過度な心配はかえって子どもとの接し方に悪影響となります。2歳児が言葉を覚えるといっても、感情や欲求を十分に表現できるほど言葉を使いこなせているわけではありません。そのため、言葉で伝わらない悔しさやもどかしさを感じていたり、絵で表現する方が得意な子どももいます。子どもが言葉を使いたいと思った時にスムーズに覚えられるよう、上手に成長を促してあげることが大切です。

言葉の発達を促すために必要なこと

2歳児は記憶力が向上するため、大量の言葉を覚えられるようになります。しかし、そもそも言葉に触れる機会が少ない、誰かと会話する機会が無い状況では言葉を覚える必要がありません。これでは語彙力が向上しないのも当然です。自然と言葉を使いたくなる、以下のようなシチュエーションを作ってあげましょう。

1.毎日お母さんが話しかける
2歳児はまだ言葉の意味や使い方を十分に理解出来ていないこともあります。言葉に慣れさせるために、「今日はお天気がいいから、お外で遊ぼうね」「○○ちゃんと今日は会えるかな?」など、毎日お母さんが話しかけてあげましょう。期待するような返事が無かったり、言葉が出てこなかったりしても気にせず話を続けることがポイントです。

2.スマホやタブレットを与えない
最近では子どもが静かになるからと、スマホやタブレットを小さいうちから与えているお母さんが増えています。確かに画面に夢中になっているうちは手がかからないので、どうしても忙しい時や手が離せない時は便利かもしれません。しかし、子どもにとっては一方通行のコミュニケーションで、言葉を使う必要がありません。何もしなくても情報が与えられるため、受け身の姿勢が癖になってしまいます。やむを得ない場合を除いて、電子機器を長時間与えるのは控えましょう。

3.言葉のどもりを直してあげる
言葉をあまり使わない子どもの中には、どもりが気になる、相手に伝わらないといった理由で言葉数が少なくなることがあります。これは口や舌の使い方がまだ慣れていないことが原因です。遊び感覚で出来る顔の体操を使って、表情筋や舌の筋肉を鍛えましょう。「あいうえお」の順番に一音ずつ大きくゆっくりと発音するだけです。「い」の時は両手の指で口を横に引っ張るなどして遊びながらやってみましょう。

まとめ
2歳児は言葉を覚える能力が格段に向上する一方で、会話する機会が少ないとコミュニケーション能力の発達が思うようにいきません。言葉がきちんと使えなくても自然に言葉を使いたくなるようなシチュエーションを作りましょう。また、同じ2歳児でも成長の度合いには個人差が大きいため、焦らず見守ることが大切です。