子どもには良い絵本をたくさん読んであげたいですよね。子どもに絵本を読み聞かせることは、親子のコミュニケーションをとるためにも子どもの豊かな感情を育てるためにも重要です。今回は3歳児におすすめの絵本と、読み聞かせのコツを紹介します。

3歳児とはどんな時期?

まずは3歳児の言語や知能、感情に関する発達段階について見ていきましょう。発達には個人差がありますが、3歳児の子どもには次のような特徴が見られます。

□学習能力が高く、ボキャブラリーがどんどん増えていく
□様々なものに興味を持ち、「なんで?」「どうして?」とたくさん質問するようになる
□時間の感覚がわかるようになってくる
□記憶力が高まり、絵本の内容を記憶できるようになる
□身近な人の気持ちがわかるようになってくる
□徐々に人との関わり方を学んでいく

3歳児におすすめの絵本

このように、3歳になると言語や知能が発達してくるので、絵本もこれまでよりストーリー性のある内容を楽しめるようになってきます。また、ストーリーだけでなく、絵本を選ぶ際には絵にも注目しましょう。

では、3歳児におすすめの絵本を3冊紹介します。

1冊目は、エリック・カール作の「はらぺこあおむし」という、昔からとても人気がある絵本です。これは、お腹を空かせたあおむしが野菜やおやつなど様々なものを食べながら成長していき、蝶になるまでのお話です。カラフルできれいな絵は、見ているだけでも楽しめます。あおむしが食べた部分は穴が開いている仕掛け絵本になっているので、子どもが興味を持って読むことができます。

2冊目は、中川李枝子作の「ぐりとぐら」です。こちらも世代を超えて長く愛されてきた絵本です。のねずみのぐりとぐらが森で大きな卵を見つけて特大カステラを作り、動物たちとみんなで食べるというお話です。たくさんのかわいい動物たちや香りが伝わってきそうなくらいおいしそうなカステラなど、読んでいてとてもワクワクする絵本です。言葉のリズムも良く、喜んで口ずさむ子どもも多いのではないでしょうか。

3冊目は香山美子作の「どうぞのいす」です。うさぎが作った「どうぞのいす」を野原に置くと、そこに次々といろいろな動物が来て次に来る人のために何かを置いていきます。そして物々交換が始まり、やさしさがどんどん伝わっていくお話です。シンプルな話ですが、絵にもストーリーにも温かみがあり、子どもの他者を思いやる心を養うのにピッタリの絵本です。

絵本の読み聞かせのコツ

最後に、3歳児に絵本を読み聞かせる際のコツを紹介します。絵本を読み聞かせるときは、次のようにすると良いでしょう。

□子どもが選んだものを読む
□子どものペースに合わせてページをめくる
□ゆっくりと読む
□抑揚をつけて読む

3歳児には、絵やストーリーが簡単すぎず難しすぎないもので、楽しみながら感性や好奇心を豊かにする絵本を読んであげると良いでしょう。今回は3歳児におすすめの絵本を3冊紹介しましたが、これら以外にも良い絵本はたくさんあります。ぜひ図書館や書店に足を運び、読んであげたい絵本や、自分が昔好きだった絵本を探してみてください。