「魔の2歳、悪魔の3歳、天使の4歳」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。3歳児は、第一次反抗期が起こるため、子育てするお母さんを悩ませる時期でもあります。今回は、そんな3歳児の子どもに見られる特徴について見ていきましょう。

3歳児の体の発達

3歳児になると、身長は生まれた時の約2倍の93〜99cm、体重は4〜5倍の13〜15kgとなります。この時期には手先や足などがどんどん発達していき、次のような特徴が見られるようになります。

□ボタンのかけ外しができるようになり、着替えなど自分のことは自分でできる
□食事をこぼさずに上手に食べられる
□ハサミを上手に使える
□クレヨンで丸や四角が書ける
□折り紙を上手に2つ折りにできる
□バランスがとれるようになり平均台上の歩行をしたり、少しの間なら片足立ちやつま先立ちもできる
□走ってきて急に止まったり曲がったりできる

3歳児の頭と心の発達

3歳児の頃に発達するのは身体だけではありません。この時期は言葉を特にたくさん覚える時期でもあり、言語や知能、感情なども大きく発達します。3歳児に見られる頭と心の発達の特徴は次の通りです。

□基本的な挨拶ができる
□簡単な質問に答えられる
□接続詞や助詞を組み合わせて長い文が話せるようになる
□時間の感覚がわかるようになってきて、現在、過去、未来を表す言葉を使うようになる
□おしゃべりが好きになる
□4つくらいまでの数が数えられる
□絵本の内容を記憶できる
□いろいろなものに興味を持ち「なんで?」「どうして?」という質問が多くなる
□身近な人の気持ちが理解できるようになる
□感情を言葉で表現するようになる

また、3歳児になると幼稚園などで友達と遊ぶようになり、徐々に社会性も身についてきます。他の子どもと関わる中で、悪い言葉を覚えてくることもありますが、その場合は叱りつけるのではなく、正しい言葉を教えるようにしましょう。

第一次反抗期が見られる「悪魔の3歳」

3歳児に見られる大きな特徴が第一次反抗期です。これは、子どもの成長によって自我が芽生えることで起こります。第一次反抗期には子どもに次のような行動が見られるようになります。

□何に対しても「いや!」と言う
□泣いたりわめいたりする
□赤ちゃん返りする
□怒るとすぐに叩いたり蹴ったりする
□気に入らないことがあるとすぐに物を投げる

このような行動が続くと、お母さんもイライラしてしまうかもしれません。しかし、ただ怒っても効果的ではありません。では、第一次反抗期のとき子どもにはどのような対応をすべきでしょうか。まずは、子どもがわがままを言った時に一度その言葉を受け止めてあげましょう。そして、ダメな時は「ダメ」ということを繰り返し言い聞かせましょう。また、怒った後には子どもを抱きしめるなどのスキンシップをとるのも良いでしょう。

このように、3歳児は心と体が大きく発達し、子どもの成長にとってとても大切な時期です。第一次反抗期で子育てに悩むこともあるかもしれませんが、しっかりと子どもに愛情を注いで成長を見守ってあげてください。