パパやママの言うこともだんだんとわかるようになり、コミュニケーションも取りやすくなる3歳。急にできることが増えるので周りと比べて「成長が遅れているのでは?」と不安になることもあるかもしれません。3歳になると、どんな発達が見られるのでしょうか?

バランス感覚がつき、指先を使えるように

脳神経が発達して平衡感覚が身についてくるので、少しの間片足立ちができるようになったり、はさみを上手に使えるようになるなど、運動能力も向上し、手先もますます器用になってきます。それ以外にも平均台を渡る、後ろ向きに歩く、少しずつ階段の上り下りをする、箸を使う、ボタンのかけはずしをすることができるようになります。
はさみの使用やボタンのかけはずしなどの手先を使う動作は、言葉の発達とも深い関係があるとされています。言葉の発達とともに手先の細かい動作もできるようになることがほとんどなので、無理に練習させず、ゆっくり成長を見守りましょう。

好奇心旺盛、社会性も身についていく

3歳児は特にいろいろなものに興味を持って、パパ・ママを質問攻めにすることもあります。感情表現を覚え自分の気持ちを表す、周りの人の気持ちを汲み取ることもできるようになります。友達と一緒に遊ぶことで順番を守ることや物の貸し借り、我慢することなども覚え、社会性を身につけていく年頃です。公共の場でしてはいけないことをしても、きちんと話せばわかるようになりますから、ただ「ダメ!」と叱り付けるのではなく「○○だからダメだよ」と理由づけて言い聞かせるといいでしょう。

他の子と比べるのはNG

他の子と比較したり、子どもの素朴な疑問に適当に答えることは控えましょう。
他の子はできるのに自分の子はできない、ということがあるとつい焦ってしまいます。しかし、3歳児に限らず、大好きなパパ・ママに比較されると子どもは深く傷つきます。また、3歳くらいの子は好奇心旺盛で常に「どうして?」「あれ何?」などと知りたがります。一つ一つに答えていくのが面倒に感じられることもあるかもしれませんが、適当に答えるとせっかく芽生えた好奇心が消えかねません。
言葉は3歳の時に特に多く記憶するとされていますから、親が発した悪い言葉も覚えてふとした時に口にすることもありますので、注意しましょう。

まとめ
上にご紹介した項目は、あくまでも目安です。多少できないことがあっても、これからできるようになることも十分に考えられます。あまり心配しすぎず、お子さんとたくさん遊んでのびのび楽しく過ごしましょう。どうしても心配なことがあれば、小児科の先生や保健師さんなどに相談してみましょう。