4歳児は、体の成長だけでなくコミュニケーション能力の発達も顕著な時期です。特に女の子はおしゃべりが好きな子が多く、幼稚園や保育園で人間関係のトラブルを抱えるケースがあります。ここでは、4歳児の発達やトラブルの特徴について説明します。

コミュニケーション能力が発達する時期

4歳児は体の安定感やバランス感覚が増し、片足でケンケンをする、スキップをするなど複雑な動きができるようになります。服をたたむ・ひもを結ぶ・箸を使うなど、身の回りのことについてもできる範囲が広がる時期です。

また、4歳児はコミュニケーション能力の発達に伴い、しっかり会話ができるようになります。自分の名前や年齢を伝えることや、体験したことを話せるようになる他、自分の気持ちや考えを伝えられるようになります。特に、女の子は男の子よりおしゃべりが上手な傾向がありますが、女の子の方が言語機能を司る脳の部分が発達しているためと考えられています。一方、男の子は空間認識を司る脳の部分が発達している傾向があります。

女の子は人間関係のトラブルが起こりやすい

4歳児は、幼稚園や保育園で友達と遊びながら少しずつ社会性を身につける時期です。ルールを決めて遊ぶことや相手に合わせることができるようになる一方、強く自己主張をして友達とトラブルを起こすケースがあります。

4歳児の子ども同士のトラブルは男女問わず起こりますが、女の子の方が複雑な傾向にあります。男の子のトラブルは、おもちゃの取り合いなど比較的シンプルなものが多いですが、女の子は仲の良い友達同士でグループを形成する傾向があり、何らかの理由で特定の子を仲間外れにするケースがあります。

もし、自分の子どもが仲間外れをしていることが分かったら、頭ごなしに叱りつけるのではなく、なぜそのようなことをするのか理由を聞きましょう。どのような理由でもまずは受け止め、トラブルの原因を解決するにはどうすれば良いか、一緒に考えるようにしましょう。

まだイヤイヤ?4歳児の反抗期に対処するコツ

4歳児は、親の指示に従わず何でも反対のことをする場合があります。これは、第一次反抗期(イヤイヤ期)が長引いている可能性がありますが、4歳児はそれまでより言葉使いが達者なため、様々な言葉を使って言い返す傾向があります。

論理的な思考力が未熟なため、反抗期の4歳児の話を聞くことは根気が要りますが、子どもとしっかり向き合いなぜ嫌なのか理由を聞くことが大切です。そして、子どもが間違ったことをした場合は、冷静に理由を説明しましょう。保護者が感情的に頭ごなしに叱ると、反抗心が強まり逆効果です。

<まとめ>
4歳児は、体つきの安定感が増し手先を器用に使えるようになる上、コミュニケーション能力の発達もみられます。特に女の子は男の子より言語能力が発達している傾向があるため、おしゃべりが得意な子が多いでしょう。また、女の子はグループを形成する傾向があり、仲間外れなど人間関係のトラブルが起こることがあります。そのような場合は理由を聞き、トラブルを解決する方法を一緒に考えましょう。この時期は反抗的な態度をとる子どもが多いため、根気よく接することが大切です。