生後11カ月の赤ちゃんには、身体面や精神面の成長に加えて理解力の向上がみられます。そのため、赤ちゃんとのコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。今回は、生後11カ月の赤ちゃんにみられる変化について解説します。

食生活にみられる変化

生後11カ月になると生活リズムが整うことで離乳食の回数が安定する赤ちゃんが増えます。消化吸収機能が発達するため、炭水化物やビタミン類、タンパク質をバランスよく食事に取り入れることがポイントです。

中には母乳やミルクへの興味が薄れ始めることで、食後に飲まなくなる赤ちゃんもいます。そのまま母乳の回数を減らして卒乳を目指してもよいでしょう。母親の真似をしてコップでミルクやお茶を飲みたがる赤ちゃんもいます。最初は母親がコップを傾けて飲ませましょう。

身体面にみられる変化

足腰が丈夫になることでハイハイのスピードが速くなります。階段をよじ登る場合もあるため、ベビーゲートを設置して対策する必要があります。また、低いソファに登ることもあるため、できれば赤ちゃんが行かない部屋に移動させましょう。

押し車を利用して歩けるようになる赤ちゃんもいます。足腰の発達が早ければ、1人で歩くこともあります。この時期は発達の程度に大きな個人差がみられるため、つたい歩きすら始めていない場合もあります。

家電製品のボタンを押したり絵本のページをめくるなど、細かい動作ができるようになります。電気ケトルの給水ボタンを押して熱湯で火傷をする可能性があるため、赤ちゃんの手が届かない場所に置きましょう。

自分の思い通りにいかないことがあると、泣いたり手足を動かして訴えたりする赤ちゃんもいます。いたずらや赤ちゃんの身に危険が及ぶことに関しては「ダメなものはダメ」と言い聞かせましょう。好き嫌いや遊びたいという欲求によるものの場合は、優しくなだめてあげることが大切です。

音楽や絵本に興味を示すようになる

音楽に興味を示すようになり、テンポに合わせて身体を動かしたり楽しそうに声をあげる赤ちゃんもいます。音楽に合わせて親子で一緒に踊り、コミュニケーションをとりましょう。

絵本を見て指を指したり、読んでほしそうに訴える赤ちゃんもいます。絵柄が変化するような目で見て楽しめるものを選びましょう。

<まとめ>
生後11カ月になると音楽や絵本への興味が増すため、コミュニケーションをとりやすくなります。その反面、自己主張が強くなることで手がかかる時期でもあります。感情に身を任せて怒るのではなく、赤ちゃんを尊重して接することが大切です。