米フロリダ州オーランドで開かれた選挙集会で演説する米大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(2016年9月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Brendan Smialowski〔AFPBB News〕

 いよいよ大詰めを迎えている米大統領選挙。ここに来て、米軍内部の最新の世論調査結果が公開された。

 その内容は驚くべきものだった。共和党のドナルド・トランプ候補、リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン候補が米兵の熱烈な支持を受けており、民主党のヒラリー・クリントン候補は三番手だというのだ。おまけに支持率は2人の半分しかない。

 この調査結果は何を意味しているのだろうか。

将校たちの間ではジョンソン候補が第一位

 9月21日に公表された、米軍向け軍事紙「Military Times」とシラキュース大学による、2200人の米兵を対象とした共同調査によれば、トランプ候補に投票すると答えた割合は37.6%、ジョンソン候補36.5%、ヒラリー候補16.3%、緑の党のスタイン候補は1.2%、その他3.2%、いずれの候補にも投票しないという答は約5%だった。

 将校団と下士官・兵隊では支持する候補が異なっている。幹部である将校たちの間では、なんとジョンソン候補が第1位の38.6%、クリントン候補が27.9%、トランプ候補は26%の支持率だった。他方、下士官・兵隊の間ではトランプ候補の人気が高い。トランプ候補が39.8%、ジョンソン候補が36.1%、クリントン候補が14.1%である。