マネースクウェア・ジャパン(M2J)は、東京・お茶の水で約300人の個人投資家を集めて「株価指数CFD『運用力』向上講座」を、2016年9月22日に開催した。

折しも、前日の21日に日本銀行が新たな金融政策を発表。また、その日の深夜には米連邦準備制度理事会(FRB)が「利上げの見送り」を発表するなど、マーケットの動向が注目されるなかでのセミナーとなった。

投資家の成功事例や、専門家のチャートを使った実践的な解説

株価指数CFDは、取引期限がなく、24時間取引ができて、「買い」からも「売り」からも取引をはじめられ、配当も受け取ることができるといったメリットが見込めることから、最近は個人投資家らのあいだで人気が上がっている。それを裏付けるかのように、この日のセミナーには雨の中を約300人の個人投資家が会場に駆けつけた。

セミナーは4部構成。第1〜2部は、M2Jコンサルタントの小暮祐輝氏が投資初心者にもわかるように「基礎から学ぶM2J株価指数CFD」について解説。「株」でもない、「投資信託」でもない、「株価指数」に投資することのメリットや特徴を説明。そのうえで、実際にCFDに投資している人の成功事例を、「実録・プラス収支のトレード戦略〜下がってもうれしい『つなぎ売りトラリピとは?』〜」として紹介。M2Jの「株価指数つなぎ売りトラリピ」の手法や「発注管理機能」について説明するとともに、成功の「ヒケツ」を探った。

第3部は、講師にワカバヤシエフエックスアソシエイツの外国為替ストラテジストの川合美智子氏を迎え、「株価指数CFDのトレード戦略!」をテーマに、為替相場のトレンドをつかまえ、「トレンドに逆らわないポジションを保有することが大切」などと解説。チャートを使いながら、実践的にアドバイスした。

日銀の金融緩和、FRBの利上げ見送り タイムリーな内容に・・・

第4部を飾ったのは、現役ファンドマネジャーで、ラジオNIKKEI「ザ・マネー マーケットスクウェア」でおなじみの西山孝四郎氏が「実践・相場分析法」を解説。マーケットのゆくえについて、前日の9月21日に日銀が発表した新たな金融政策に、「要は追加緩和ではなくて、『縮小』だったんですよ」と切り込み、「マイナス金利の深掘りしか(打つ手が)ないはずなのに、長期金利をゼロにして短期金利の金利差を広げるなど、なんだかよくわかりません」と指摘。米国の利上げも9月は見送られたが、「どうせ年内(12月)にはやるのだろうから、インパクトにはなりにくい。大きなインパクトをもたらす材料は、米国の大統領選挙です」と、見通しを語った。